動物からも愛されたポンポン

初めてポンポンの作品を知ったのは、オルセー美術館に行った時のことでした。

この動物作品カワイイなぁ～！
って、みると、ポンポン！
えっ？
コレもまた、ポンポン！

作家の名前にも親しみがわき、いつのまにか
ファンになっていました。

今回、初の回顧展、キリンのように、首を長くして待っておりました！

ポンポンが、ロダンのアトリエで、工房長までつとめた経験をもっていたとは、知りませんでしたが、今回、名古屋会場の、展示説明会を事前に聴講し、経歴や、作品への思い、作品が出来るまでのことを知ることができました。

どの作品も、動物のモフモフ部分をそぎ落とし、簡素化したフォルムが多かったのですが、不思議と、触れてみたくなるような仕上がりに、とても感動いたしました。

作品をみるかぎり、もの凄い観察眼で、スケッチをし、肉付けをし、ならし、磨き上げた結果、完成にこぎつけているように感じました。

ざっくりした作品もある中、特に鳥類、ペットのニコルは、もちろんのこと、アヒルや、ペリカンの嘴は、とても素晴らしかったです！

動物たちを観察していると、そうそう、こうゆうポーズするよね？
って、共感する作品も、いくつかありました。

その他、数少ない、人物像の眼差しにも注目してみてきました！
まるで、命が宿ったかのように、細かく表現されており、思わず、みいってしまいました。

最後に、展示について感じたことは、写真の撮れる作品があったので、嬉しかったのですが、絶え間なく、誰もが、カメラを向けて撮影している為、その作品をじっくりみることは、難しかったように思います。
なんとか、写真におさめ、会場を後にし、写真を拡大したりして、細かいところまで、眺めては、さめやらぬ感動を味わっております。

あの日以来
スマホの待ち受け画面は

ポンポンの作品です！

また、会いたいな！

会場ごとに違うポスターも、コレクションしたいほど、素敵ですよ！