
ANDY WARHOL KYOTO/アンディ・ウォーホル・キョウト
京都市京セラ美術館|京都府
開催期間: ~
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さらりと見やすい、でもお高いかな…
2年開催延期になっていたアンディ・ウォーホル・キョウト。
京都市内のいたるところで宣伝が目立ち、話題性抜群の展示だ。
また巡回なしの展示と言うこともあり、京都とアンディ・ウォーホルの関わりも重視しているようだった。どちらかというとポップな展覧会グッズが話題になっていたような印象だが…。
3連休初日だったか、会場には予約なしで入場できた。
京都市京セラ美術館は同時にボテロ展やサンリオ展もやっていたこともありかなり混雑していた。
開催場所が東山キューブということもあり、正直展示のボリュームはあまり期待していなかった。展示方法や見せ方以前の問題として、東山キューブは展示スペースが狭いことが気になる。
今回の展示も大人前売り2,000円、当日券は2,200円。京セラに変わってからの値段の上昇っぷりにまだ慣れない…。
展示内容は申し分なく、さらりとアンディ・ウォーホルの生涯をなぞることができて見やすい。初期の金色の塗料をメインにした作品や、晩年の「最後の晩餐」オマージュ(?)の巨大な作品など、あまり馴染のない作品も。ポップな色使いの作品たちも多数。商業作品を多く手掛けた時代は、ビビッドなカラーリングの経師、晩年は死を意識した作品が増え、黒一色の経師になったのがわかりやすい演出だと思った。ポートレートや京都旅行の様子がわかる展示もあり、そちらは京都だからこそ見る価値がある展示。あとウォーホルの銀髪ってウィッグだったんだ…と今更知る。確かに不自然かつ象徴的。
フォトスポットもあり、オリジナルのインスタレーションもあり、アートに興味ない人にもわかりやすく、見やすい展示だと思う。
ただやっぱり2,200円は高い…。
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