中村佑介展 in TAKARAZUKA 2025
宝塚市立文化芸術センター|兵庫県
開催期間: ~
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サチコのサチはここにある
小学生のころクラスには、絵が上手い子が必ずいました。とりわけ、漫画やイラストが上手い子は人気者でした。
そんな「絵心ある」少年少女たちって、大人になって何してるんだろうとふと思ったりしますが、美術・芸術系の道に進んだ者も当然いるはずです。
画家、イラストレーター、漫画家なんて職業はまさにそんな子たちが必然的に目指した進路でしょう。
中村佑介さんもその一人で、おそらく子供の頃から絵が上手かったと思います。作品を見ればわかります。
なんたって線が綺麗。CGだからじゃないです。下書きからして綺麗だからです。
そしてその線で構成される絵がこれまた綺麗。中心にいる女性とそれに関わるモノ、人、動物、風景。個々が上手けりゃ合体しても上手い。これもCGだからじゃなくて下書きからして上手いのです。
「うまい。うますぎる。」って、どっかの饅頭のCMじゃないですけど、本当に中村作品は「上手い。上手すぎる。」
CDジャケットでも、本の表紙絵でも、お菓子のパッケージでも、中村さんの絵はすぐわかります。
私が初めて見たのは何だっただろう。アジカンは興味ないので、たぶん森見登美彦の単行本かなあ。買って読んだわけじゃないけど。
でもその絵はほんとに上手くて奇麗なので記憶に残ります。
さらに、数年前にTシャツ屋さんで素敵なアロハがあったので、手に取ったらそれが中村コラボでした。買いませんでしたけど(笑)
この手の絵というかイラストに、なんで私みたいな昭和オヤジが惹かれるのか。
あれこれ考えたら、ルーツが浮かんできました。バックや色はヒロ・ヤマガタとか、わたせせいぞうですね。
その時代を映した現代的な風景に明るい配色を施したオサレな絵。21世紀の今ならもっと輝きを増します。
そして、中村画のセンターを務める女子。こりゃもう絶対に林静一です。
私なんかは「赤色エレジー」世代ですが、当時から今に至るも変わらないのが「小梅ちゃん」。
小梅ちゃんに洋装させて、ヤマガタやわたせの絵の中に配置したら・・・ほーら中村的でしょ(笑)
当展会場の宝塚市立文化芸術センターへは、初めて来ました。手塚治虫記念館と中庭挟んでの真となりです。
閉館まで小1時間の平日夕方で、客は私一人でした。これが土日ならもっと若い方多くて賑やかなんでしょうね。
中村さんは宝塚ご出身ということで、凱旋展です。手がけた作品が全部出てると言っていいでしょう。ファンのかたもそうでないかたも存分に楽しめます。
CDも本もTシャツも持ってませんが、実は私、中村作品を1個持ってるんです。それはガチャポン回してGETした缶バッジ。
当展会場で回したんじゃなくて、あべのハルカスの大阪芸大スカイキャンパスで。
昨年だったかAH美術館に行ったとき、さらにその上のほうの階に大阪芸大のサテライトキャンパスがあるってんで行ってみたら学校紹介ルームみたいなとこに出て、そこにあったガチャポンが中村缶バッジだったんです。
300円で回したら、女子がライオンに跨ってるやつでした。以後、私のトートバッグで燦然と輝いてます。