特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」
東京国立博物館|東京都
開催期間: ~
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弥勒如来さま、56億7千万年後に悟りを開いた御姿と。
お早めの来館がオススメです(閉幕間際、特に大混雑が予想されます)。
本館の入口すぐの所で開催(平成館ではありません!)。
展示室に入り、北円堂の「八角形」を模して配置された柱や諸像の配置に大感激(奈良旅行の気分も・・・)。
解説によりますと、運慶は、奈良時代の “古典彫刻” をふまえて、 “鎌倉様式” を完成したと。
展示作品7体のうち、中央に展示の3体が北円堂安置されている運慶作品。四天王は中金堂に安置されているのもので、作者名の記載なし。
◉年表(展示室内の解説から作成)
養老5年(721) 藤原不比等の一周忌に堂内に9体の仏像を安置
永承4年(1049) 北円堂を焼失
治承4年(1180) 南都焼討
承元2年(1208) 諸像造を開始
承元4年(1210) 北円堂を再建
建暦2年(1212) 安置仏の完成
貞応2年(1223) 運慶、逝去
この表から、興福寺は、平重衡らによる南都焼討ちに遭ってから30年後に北円堂を再建している。その2年後には、安置仏が完成し、その制作期間が、わずか4年であることがわかった。
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国宝《弥勒如来座像》運慶作 鎌倉時代・建暦2年(1212)頃 奈良興福寺・北円堂安置:56億7千万年後に悟りを開いた御姿と。
国宝《無奢菩薩立像》運慶作 鎌倉時代・建暦2年(1212)頃 奈良興福寺・北円堂安置:歌舞伎役者・中村魁春サマ似・・・
国宝《世親菩薩立像》運慶作 鎌倉時代・建暦2年(1212)頃 奈良興福寺・北円堂安置:瞳に水晶か。
国宝《四天王立像(持国天)》鎌倉時代・13c 奈良興福寺・中金堂安置:肩に獅子:舞楽《太平楽》の装束を彷彿させる装い。
国宝《四天王立像(増長天)》鎌倉時代・13c 奈良興福寺・中金堂安置:腹と胸に獅子
国宝《四天王立像(広目天)》鎌倉時代・13c 奈良興福寺・中金堂安置:奈良時代の広目天は「筆と巻子」を手に持つと。
国宝《四天王立像(多聞天)》鎌倉時代・13c 奈良興福寺・中金堂安置:色彩が多く残っている。