この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
東野芳明(とうのよしあき 1930-2005)は戦後に活躍した美術評論家です。1950年代末に渡欧・渡米した東野は、そこで目にした欧米の「現代美術」をいち早く国内に紹介することに努め、60年代以降は、「反芸術」と称した同世代の芸術家たちの伴走者として、彼らの活動を後押ししました。
東野は、創作現場での体験を交えた、臨場感に満ちた批評を執筆するのみならず、展覧会の企画にも携わり、国内外の芸術家たちと多くの時間を過ごしました。後年は、水をめぐる思索を深め、趣味の素潜りによる写真作品も制作しています。
東野の没後20年を記念して開催するこの展覧会では、富山県美術館のコレクション・資料を中心に、東野の美術評論家としての歩みを紹介します。同館の前身である富山県立近代美術館にとって、東野は特に関わりの深い評論家の一人であり、同館のコレクション形成にも大きな影響を与えました。展覧会を通して、東野の批評と彼が見つめた美術を振り返ります。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2025年1月25日(土)~2025年4月6日(日) |
---|---|
会場 |
富山県美術館
![]() |
展示室 | 展示室2、3、4 |
住所 | 富山県富山市木場町3-20 |
時間 |
9:30~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
休館日 | 水曜日、2月25日(火) |
観覧料 | 一般 1,100円(850円) 大学生 550円(420円) 一般前売り 850円 高校生以下 無料
|
TEL | 076-431-2711 |
URL | https://tad-toyama.jp/exhibition-event/18872 |
富山県美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
富山県で開催中の展覧会
出展作品・関連画像IMAGES

東野芳明 《水の肌-2(サンタモニカ、サム・フランシス邸)》 1987年 富山県美術館蔵

東野芳明 《セルフ・ポートレート》 1975年 個人蔵

東野芳明 《According to Marcel #1》 1974年 個人蔵

ジャクスン・ポロック 《無題》 1946年 富山県美術館蔵

ジャン・フォートリエ 《シーソーのシステム》 1960年 富山県美術館蔵