この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
本展は、高度経済成長期の東京に生まれ育った大竹伸朗の軌跡を7つのテーマ――「自/他」「記憶」「時間」「移行」「夢/網膜」「層」「音」――に基づいて読み解く回顧展です。
大竹伸朗(1955-)は、1980年代初めに華々しくデビューして以来、絵画、版画、素描、彫刻、映像、絵本、音、エッセイ、インスタレーション、巨大な建造物に至るまで、猛々しい創作意欲でおびただしい数の仕事を手掛け、トップランナーであり続けてきました。近年ではドクメンタ(2012・ドイツ)とヴェネチア・ビエンナーレ(2013・イタリア)の二大国際展に参加するなど、現代日本を代表するアーティストとして海外でも評価を得ています。
2006年に開催された「全景 1955―2006」以来の大規模な回顧展となる本展では、国際展に出品した作品を含むおよそ500点を7つのテーマに基づいて構成します。作者が「既にそこにあるもの」と呼ぶテーマのもとに半世紀近く持続してきた制作の軌跡を辿るとともに、時代順にこだわることなく作品世界に没入できる展示によって、走り続ける強烈な個性の脳内をめぐるような機会となるでしょう。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2023年8月5日(土)~2023年9月18日(月・祝) |
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会場 |
富山県美術館
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展示室 | 展示室2、3、4 |
住所 | 富山県富山市木場町3-20 |
時間 | 9:00~18:00 (最終入場時間 17:30) |
休館日 | 水曜日 |
観覧料 | 一般 900円(700円) 大学生 450円(350円) 一般前売 700円 高校生以下 無料
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TEL | 076-431-2711 |
URL | https://tad-toyama.jp/exhibition-event/17244 |
富山県美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。
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出展作品・関連画像IMAGES

《残景0》2022 年 212×161×16cm
Photo: 岡野圭

《宇和島駅》1997 年 各190×90×180cm
Photo: 岡野圭 ※写真は東京国立近代美術館開催時

《ダブ平&ニューシャネル》1999 年
公益財団法人 福武財団蔵

《モンシェリー:スクラップ小屋としての自画像》
2012 年 Photo: 山本真人

《憶景14》2018 年 153×133×9.2cm

《4つのチャンス》1984 年 162×162cm

《時憶/フィードバック》2015 年 42×42×96cm

《ひねもす叫び 新宿/新潟/熊本》1999 年 46.1×70.2cm

《ニューシャネル》1998 年 179×72.5×16.5cm