この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
約100年前に思想家・柳宗悦が説いた民衆的工藝、「民藝」。日々の生活のなかにある美を慈しみ、素材や作り手に思いを寄せる、この「民藝」のコンセプトはいま改めて必要とされ、私たちの暮らしに身近なものとなりつつあります。
本展では、民藝について「衣・食・住」をテーマにひも解き、暮らしで用いられてきた美しい民藝の品々約150件を展示します。また、いまに続く民藝の産地を訪ね、そこで働く作り手と、受け継がれている手仕事も紹介します。
さらに、一昨年までセレクトショップBEAMSのディレクターとして長く活躍し、現在の民藝ブームに大きな役割を果たしてきたテリー・エリス/北村恵子(MOGI Folk Art ディレクター)による、現代のライフスタイルと民藝を融合したインスタレーションも見どころのひとつです。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2024年7月13日(土)~2024年9月23日(月・振) |
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会場 |
富山県美術館
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展示室 | 展示室2、3、4 |
住所 | 富山県富山市木場町3-20 |
時間 |
9:30~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
水曜日、7月16日(火)、9月17日(火) ※ただし8月14日は開館 |
観覧料 | 一般 1,300円(1,000円) 大学生 650円(500円) 一般前売 1,000円 高校生以下 無料 ※( )内は20名以上の団体料金
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TEL | 076-431-2711 |
URL | https://tad-toyama.jp/exhibition-event/18373 |
富山県美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
巡回展TRAVELING EXHIBITION
- 愛知県名古屋市美術館
会期:2024年10月5日(土)~2024年12月22日(日)会期終了 - 福岡県福岡市博物館
会期:2025年2月8日(土)~2025年4月6日(日)会期終了 - 千葉県千葉県立美術館
会期:2025年4月22日(火)~2025年6月29日(日)開催予定
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。
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出展作品・関連画像IMAGES

緑黒釉掛分皿 因幡牛ノ戸(鳥取)1931年頃 日本民藝館蔵 Photo:Yuki Ogawa

(上から)緑黒釉掛分皿 因幡牛ノ戸(鳥取)1931年頃/流描皿 河井寬次郎 京都 1927-28年頃/藍鉄絵紅
茶器 濱田庄司 栃木 1935 年頃/食器棚 イギリス 19世紀
いずれも日本民藝館蔵 Photo:Yuki Ogawa

スリップウェア鶏文鉢 イギリス 18世紀後半 日本民藝館蔵 Photo:Yuki Ogawa

(上から)竹行李 陸中鳥越( 岩手)1930年代/刺子足袋 羽前庄内(山形)1940年頃
いずれも日本民藝館蔵 Photo:Yuki Ogawa

(左から)角酒瓶 小谷眞三 倉敷(岡山)1979年/酒瓶 小谷眞三 倉敷(岡山)1985年頃/栓付瓶 メキシコ 20世紀中頃
いずれも日本民藝館蔵 Photo:Yuki Ogawa

日本民藝館「生活展」会場写真 1941年

チャイルズ・スクロールバック・アームチェア イギリス 19世紀 日本民藝館蔵

(上から)流描指輪(2点)河井寬次郎(細工:増田三男)京都 1930-40年代/赤漆彫卍文帯留(右)黒田辰秋 京都 1930年頃/銀象嵌赤漆花字帯留(左)青田七良 京都1930 年頃/色絵五弁花模様帯留 富本憲吉(細工:増田三男)東京 1931年/染付更紗模様帯留 富本憲吉(細工:増田三男)東京 1931年
いずれも個人蔵 Photo:Yuki Ogawa

波に鶴文夜着 江戸~明治時代 19世紀 静岡市立芹沢銈介美術館蔵