京都 細見美術館の名品
ー琳派、若冲、ときめきの日本美術ー

静岡市美術館

  • 開催期間:2024年4月13日(土)~2024年5月26日(日)
  • クリップ数:16 件
  • 感想・評価:4 件
京都 細見美術館の名品 ー琳派、若冲、ときめきの日本美術ー 静岡市美術館-1
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伊藤若冲《雪中雄鶏図》江戸中期 細見美術館蔵
重要文化財《金銅春日神鹿御正体》南北朝時代 細見美術館蔵(4/27~5/26展示)
神坂雪佳《金魚玉図》明治末期 細見美術館蔵
伊藤若冲《糸瓜群虫図》江戸中期 細見美術館蔵
《男女遊楽図屛風》江戸前期 細見美術館蔵
葛飾北斎《五美人図》江戸後期 細見美術館蔵
《志野茶碗 銘 弁慶》桃山時代 細見美術館蔵
重要美術品 単庵智伝《梅花小禽図》室町時代 細見美術館蔵
本阿弥光悦書、俵屋宗達下絵《忍草下絵和歌色紙「郭公」》江戸前期 細見美術館蔵
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

京都・細見美術館の収蔵品は、昭和の実業家・細見良(初代古香庵)に始まる細見家三代により80年近くをかけ蒐集され、日本美術史を総覧するコレクションとして国内外から高い評価を受けています。

本展では、約1000点に及ぶ良質なコレクションの中から重要文化財 8 件を含む名品104件を厳選して紹介します。古墳時代の考古遺物や平安・鎌倉時代の仏教・神道美術、室町時代の水墨画、茶の湯釜、桃山時代の七宝装飾、茶陶、江戸時代の風俗画、肉筆浮世絵、そして現代でも高い人気を誇る琳派、伊藤若冲など、名品が一堂に展示される貴重な機会となります。

コレクターの心をときめかせ、魅了した美の世界を存分にお楽しみください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年4月13日(土)~2024年5月26日(日)
  • ※会期中、一部展示替えあり
会場 静岡市美術館 Google Map
住所 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー3階
時間 10:00~19:00 (最終入場時間 18:30)
休館日 4月15日(月)、4月22日(月)、
5月7日(火)、5月13日(月)、5月20日(月)
観覧料 一般 1,400円(1,200円)
大高生・70歳以上 1,000円(800円)
中学生以下 無料
  • ※( )内は前売および当日に限り20名以上の団体料金
    ※障がい者手帳等を持参の方および介助者原則1名は無料
TEL054-273-1515(代表)
URLhttps://shizubi.jp/

静岡市美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

静岡市美術館 静岡市美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

細見美術館の魅力

若冲が中心かと思いましたが、細見美術館の名品が網羅的に紹介された展覧会です。
金銅春日神鹿御正体や茶碗、七宝など、時代も中世から近世にかけてと、思ったより幅があり、面白かったです。
「第四章 琳派への憧れ」では、神坂雪佳《金魚玉図》 、酒井抱一《桜に小禽図》など、よく見る絵画が間近でみることができ、感動しました。このあたりの作品をもう少し見たかった気もしますが、それは京都の細見美術館へ伺った時の楽しみとします。

REPORT

ときめきの日本美術

静岡で宗達、光琳、抱一、基一、若冲が一同に観られる機会は滅多にないので静岡市美術館と細見美術館に感謝。どの作品も素晴らしかったが、私が好きな基一の作品の中で特に気に入ったのが「白椿に楽茶碗花鋏図」。楽茶碗には手捏ねで成形し…readmore

  • VIEW325
  • THANKS0
  • BY mocca

5.0

若冲好きなら行ってこーい!

若冲が好きなので、東京から新幹線で行くべきか悩んだ末に行きました!良かったです!数年前に上野であった若冲展では2時間半も待って並び、それはそれで見応えがありましたが、今回は若冲の墨絵鶏屏風や琳派も結構あり、見応えがありました。1時間半くらいで見られる数でちょうど良かったです。人があまり多くないので、好きなだけ作品の前でじっくり見ることができました。若冲とか抱一とか好きだったらぜひ!

THANKS!をクリックしたユーザー
moccaさん

4.0

琳派、若冲だけじゃない名品揃い

しょっぱなから重文が並ぶ。「金銅千体阿弥陀懸仏」は細工が美しく品が良い。「羽黒山銅鏡」は三十面有るも展示方法か悪くとても見にくく残念。
数奇のコーナーでは「芦屋霰地楓鹿図真形釜」が素晴らしい。ふっくらした胴に繊細な模様、環付や蓋の細工もそれはそれは見事。

時代が下がると共に華やかになり聚楽第の釘隠しの見事さや「男女遊楽図屏風」に見る装束、髪型などは文化の爛熟振りが伺える。
今回一番気に入った作品は山東京伝の「江戸風俗図鑑」男女色々な職業をスタイル画風に表現。陰間(男娼)や花魁、茶屋娘に神子など見飽きない。

後半はこれぞ細美美術館という琳派と若冲。
鈴木其一「水辺家鴨図屏風」はリアルな家鴨とあっさりと省略された背景と空間がとてもモダン。
若冲は「糸瓜群虫図」が良い。虫の翅や脚まできっちり描かれていて見事な作品。
途中、近代の神坂雪佳が挟まっている。有名な「金魚玉図」や「十二ヶ月草花図」は可愛らしく嬉しい登場だ。

ごく一部展示替え有り。
重文「金銅春日神鹿御正体」は4/27から。
全作品撮影不可。
4/27~5/6の15時以降は先着50名に茶飴のプレゼントが有る。
初日でも空いていてゆっくり鑑賞できた。

THANKS!をクリックしたユーザー
moccaさん、karachanさん

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出展作品・関連画像IMAGES

伊藤若冲《雪中雄鶏図》江戸中期 細見美術館蔵

重要文化財《金銅春日神鹿御正体》南北朝時代 細見美術館蔵(4/27~5/26展示)

神坂雪佳《金魚玉図》明治末期 細見美術館蔵

伊藤若冲《糸瓜群虫図》江戸中期 細見美術館蔵

《男女遊楽図屛風》江戸前期 細見美術館蔵

葛飾北斎《五美人図》江戸後期 細見美術館蔵

《志野茶碗 銘 弁慶》桃山時代 細見美術館蔵

重要美術品 単庵智伝《梅花小禽図》室町時代 細見美術館蔵

本阿弥光悦書、俵屋宗達下絵《忍草下絵和歌色紙「郭公」》江戸前期 細見美術館蔵

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