3.0
わからないけど、でも坂本龍一の偉業のほんのひとかけらにでも、触れることが出来ました。
坂本龍一の死後、初めて行われる展覧会だそうです。坂本氏とかかわりのある作品、これまでのICCでの展示などの記録などによって構成し、坂本の活動を継承し、展開する展覧会らしい。現代アート、メディアアートなるものが大の苦手な私も、一応坂本龍一の音楽は割と好きです。本当に素晴らしい方が…、まだまだ長く沢山の優れた音楽を世界に届け続けて下さるものと思っていたのに…。とりあえず、予約制ということなので予約をとり、出かけました。二つの暗い部屋は、体験型なので、ただ観て聴いているだけでなく、タブレットに入力したりレバーを動かしたり、ささやかな参加で、どうなったのか、実はあまり実感できませんでした。やっぱ苦手だわ。明るい部屋は、中央のピアノがジャガード織機のような白い紙の信号で実際に鍵盤がたたかれ、音楽を奏でていました。他にはいろいろな資料展示があり、モニターとヘッドフォンで体験するものもあり、でした。ホールでは《After the Echo》を視聴しました。音って不思議ですよね。なかなか面白かったです。
ご冥福をお祈り申し上げます。