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京都・嵐山で楽しむ動物画
京都・嵐山に旅行で行った時には、福田美術館を訪問するのが、定番コースになりつつあります。特に真夏の京都では、涼しくゆったり過ごせるオアシスのような場所です。
嵐山のインバウンドの喧騒を忘れて、静かな嵐山・大堰川を楽しめます。
さて今回は「福田どうぶつえん」というわかりやすいタイトルで、動物画ばかりの企画展です。
近世・近代からは、動物を写実的にリアルに描くこと、もしくは犬猫を中心に人間が愛情を注ぐ対象として愛らしく描くことなどが、増えてきました。
それ以前は、鶴・亀・孔雀などを中心に吉祥画として描いたり、龍や鳳凰のように空想上の動物を仏画として描いたりすることが多かった訳です。
虎が時代と共にリアルに描かれるようになっていきます。
時には蛙好きな絵師がガマガエルばかりをグロテスクに描いたりします。
犬、猫のどっちを描くかで、その絵師が犬好きか猫好きかも分かります。
館内は、ほとんどの作品が写真撮影OKです。