第10回 日展

国立新美術館

  • 開催期間:2023年11月3日(金・祝)~2023年11月26日(日)
  • クリップ数:14 件
  • 感想・評価:5 件
第10回 日展 国立新美術館-1
第10回 日展 国立新美術館-2
第10回 日展 国立新美術館-3
第10回 日展 国立新美術館-4
第10回 日展 国立新美術館-5
第10回 日展 国立新美術館-6
日展会場風景(日本画) 第9回日展
日展会場風景(洋画) 第9回日展
日展会場風景(彫刻) 第9回日展
会場風景(工芸美術) 第9回日展
会場風景(書) 第9回日展
第10回 日展 国立新美術館-1
第10回 日展 国立新美術館-1
第10回 日展 国立新美術館-1
第10回 日展 国立新美術館-1
第10回 日展 国立新美術館-1
第10回 日展 国立新美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

日展は、その前身である文展(文部省美術展覧会)の創設から今年116年目を迎える伝統ある美術団体です。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書と5つの部門からなり、世界でも類をみない総合美術展としてほぼ毎年開催され、全国の多くの美術ファンを集めています。

その歴史をさかのぼれば、江戸時代の長い鎖国の後、日本は産業の育成と同時に芸術文化のレベルアップの必要性を感じていました。文部大臣の牧野伸顕は、オーストリア公使時代より日本の美術の水準を高めたいという夢を抱いており、1906年に念願の公設展開催を決め、1907年に文展が開催されました。

その後、「文展」は「帝展」「新文展」「日展」と名称を変えつつ日本の美術界の中核として、116年の歴史を刻んでいます。当初は日本画、洋画、彫刻の三部門でしたが、1927年に工芸美術、1948年に書が加わり総合美術展となりました。1958年より民間団体として社団法人日展を設立。69年に改組が行われ、2012年からは公益社団法人となりました。そして2014年7月より新体制となり、改組 新 第1回日展を開催し、今年は第10回日展となります。

日展は、毎年10月に作品公募を行います。昨年の応募点数は11,186点で、そのうち入選は2,309点、日展会員の作品など670点を合わせ、計2,979点が展示されました。今年も、約3,000点の作品が3週間にわたり、六本木の国立新美術館で展示され、その後、京都、名古屋、神戸、金沢の4会場を巡回する予定です。現代を生きる、日本の最高レベルの作家の新作3,000点が一堂に会す日展。熱気あふれる会場から日本の美のいまを体感ください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年11月3日(金・祝)~2023年11月26日(日)
会場 国立新美術館 Google Map
住所 東京都港区六本木7-22-2
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 火曜日 
観覧料 当日券一般 1,400円 
前売券・団体券(予約制) 一般 1,200円
  • ※第10回記念として、学生(高校生・大学生)は無料。入り口で学生証を要提示
    ※小・中学生は無料
    ※団体券は20名以上。20枚購入につき招待券1枚を進呈
    ※前売券は、チケットぴあ、ローソンチケット、ファミリーマート店内Famiポート、CNプレイガイドほか、主要プレイガイド、デパート友の会、画廊、画材店などで発売。(前売券販売期間:10月1日~11月2日)
    ※日展ウェブサイトからも購入できます
TEL03-3823-5701 日展事務局
URLhttps://www.nact.jp/

国立新美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

国立新美術館 国立新美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

今年も頑張って応募された方々に、敬意と感謝です。

今頃の感想でごめんなさい。10th日展(東京展)はとっくに終了してしまいましたが、これからまだ京都や各地を巡回しますね。今年の日展もなかなかに良い作品があり、楽しめました。
日展は、世界でも類をみない総合美術展覧会なのだとか。私が初めて日展を観たのはまだほんの子供だった改組第5回の時で、たぶん1978改組第10回以降は毎年必ず観ています。今回は新改組の第10回になるのですね。なかなか凄い歴史です。公募展は他にも二科展二紀展国展などなど色々ありますが、私は院展と日展が一番肌に合っている気がしています。
会場の国立新美術館はフラットでエスカレータやエレベータもあり、観やすいです。部門で部屋や階が分かれているため、つど会場を出ますがついでに、トイレや水分補給や、場合によってはレストランランチや地下の軽食、ということも普通に出来ますし、外の空気を吸うことも出来ます。次の部門会場に入る時、チケットの日付スタンプを見せながら入るという方式で、割と都合がいいです。私の場合はいつも1-2階の日本画・洋画・工芸で多く時間を使います。そのあとはその日の時間の都合や疲労度によって、かなりの駆け足で観てしまっていることが多いです。時間を使ってと言っても、気に入った作品を探して、程度の軽い観方なのですが、なにしろ作品数が多すぎて、また作家さんのコメントを読んだりもするので、時間もかかるし、結構体力も要るのですが、それでも毎年楽しみにしています。以前、作家さんご自身のミニ解説会に参加できたことがありましたが、なかなか楽しかったです。審査される先生のレクチャーつきで会場を回るツアーも結構催されているのですが、一度参加してみましたが、申し訳ないですがこちらは今一でした。解説そのものは良いのですが、15人くらいの集団で動いてちょっと遠巻きに観て、自分がしっかり観たい作品としっかり解説される作品が同じという訳にはいかず、やはり自分のペースで観るのが一番な感じでした。それより会期末頃には審査された先生が受賞作の解説をする動画が日展HPにアップされて、観た後でも、思い出してなるほど、などと思え、凄く良いと思いました。東京展以降の会場の方はこちらを見てから、ということが出来ますね。是非見てみてください。
私はちびなもので毎回思うのですが、洋画部門の上段の作品は、なかなか見にくいです。首… Read More

5.0

2023 年「日展」に行って来ました!

今年(2023年)、東京の国立新美術館で開催された日展を初めて拝見することが出来ました。海外在住で訪れることが出来ない姉のためにその様子を伝えたいと思いついたのがきっかけでしたが、今まで知らないでいたことが悔しくて思えるほど迫力溢れる展覧会でした。
まずは作品の数の多さに驚き、また一つ一つの作品の質の高さと作品の大きさに驚きました。こんなに大きな作品をどの様にアトリエから会場まで運んだの?と首を傾げる様な大きな作品も多く、その上、細部まで心血を注ぎ作成されただろう作品の完成度の高さにも胸が躍る感覚を覚えました。個人的には絵画が好きで日本画と洋画に殆どの時間を費やして拝見しましたが、一点一点に見られる独創的な作風と作品に滲み出る繊細さには作家一人一人の想像を超える孤独な時間と努力が滲んでいるのだろうと思いながら作品を眺めていました。1人の芸術家の個展とは違って数多くの作者の個性あふれる異なる作風が作品の数だけ見られる多様性も日展を見る時間を興奮の連続にしてくれます。日本画の題材の豊富さにも驚き、現代を生きる時代の流れを感じ取ることも出来ました。
今回はこの様な素晴らしい展覧会にご招待頂くことが出来、心から感謝しています。展示会には外国人の方々の姿も多く見られ、日本の繊細で素晴らしい芸術が世界にも広がりもっと多くの人々の目にも留まればいいのにと思う様になりました。将来的には日展が海外でも展示される様、日々成長と発展を成し遂げられることを心から願っています。ありがとうございました。

3.0

美術工芸に惹かれました

今まではあまり興味はなかったのですが日展に行くようになってから、少しづづ
洋画、日本画とともに美術工芸の魅力を感じるようになりました。その中でも七宝の何とも言えない素材感に惹かれました。少し勉強して、来年また改めて鑑賞したいと思います。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

5.0

お気に入りの作家を見つける楽しさ

日本画と工芸がねらいで訪問。
日本画は古澤洋子の「地球のドラマ」が好き。美しい地層の上に人の営みが夜景に浮かぶ幻想的な作品。
工芸では九谷焼の山岸青矢の「SPACE」が白磁とガラスが未来的で美しい。
二科展、二紀展、日展と大きな公募展は様々な作品が一堂に会し壮観だ。先日、銀座和光で開催された日展の重鎮による展覧会に続く本展は落ち着いた雰囲気でゆったり見られた。
彫刻作品には一部触れる作品が有るが大きな作品は手が届かないものも。
一部を除き撮影可。漆作品など額装は映り込みがあって上手く撮影出来ないのが残念。
カタログも部門ごとなので購入をためらう。作品が多いから仕方ないが。
時間が無くて書が見られなかったので出直し。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

4.0

圧倒的展示数で日本の美の今を体感

毎年、日本画、洋画展示を観るのが数年来続いております。日展らしい作品から今風の作品まで、こんなモチーフも日本画にするの、あるいは日本的で日本画がフィールドとする題材を洋画で!と観ていて飽きない。毎度ながら作品数が多いので、100円で販売している日展目録は必携。時間に余裕を持ってお出かけ下さい。

THANKS!をクリックしたユーザー
micco3216さん、morinousagisanさん
  • 2
  • BY TK

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日展会場風景(日本画) 第9回日展

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