4.0
また行きたい美術館でした。
蔵書票の存在を初めて知りました。
車椅子の母と夫と3人で初めて訪問しましたが、建物の佇まいも、蔵書票や版画の作品もとても気に入りました。
本を大切に自分の物と洒落た印を残す文化や、毎年の年賀状を競い合いながら送る会など、楽しく拝見しました。
またカフェも素敵で、しかも野菜が新鮮で美味しかったです。どこもバリアフリーが完璧で、母も大変喜んでいました。
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第一部では、紙の宝石ともいわれる「蔵書票」を展示します。本の所有者を示すために書物の見返しに貼り付ける小さな紙で、愛好家たちのあいだでは、自身のものを制作するだけでなく、交換したり、集めたりして、楽しまれています。
今回は茅ヶ崎市立図書館の協力のもと、「蔵書票」の魅力を国内でいち早く広めた書物研究家・斎藤昌三(1887-1961)のコレクションから、その一部を紹介します。
第二部では、童画家であった武井武雄(1894-1983)が中心となり、恩地孝四郎、駒井哲郎、棟方志功、関野凖一郎など、錚々たる版画家を含む総勢161 名が参加した年賀状交換グループ「榛の会」の年賀状を展示します。
手のひらにのるほどの紙に収められた小さな版画世界を、どうぞお楽しみください。
会期 | 2023年12月16日(土)~2024年2月25日(日) |
---|---|
会場 |
茅ヶ崎市美術館
![]() |
住所 | 神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-4-45 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
|
休館日 |
月曜日、12月29日(金)~1月3日(水)、 1月9日(火)、2月13日(火) ※ただし1月8日、2月12日は開館 |
観覧料 | 一般 400円(300円) 大学生 200円(100円) 市内在住65歳以上 200円(150円) 高校生以下無料
|
TEL | 0467-88-1177 |
URL | https://www.chigasaki-museum.jp/ |
4.0
蔵書票の存在を初めて知りました。
車椅子の母と夫と3人で初めて訪問しましたが、建物の佇まいも、蔵書票や版画の作品もとても気に入りました。
本を大切に自分の物と洒落た印を残す文化や、毎年の年賀状を競い合いながら送る会など、楽しく拝見しました。
またカフェも素敵で、しかも野菜が新鮮で美味しかったです。どこもバリアフリーが完璧で、母も大変喜んでいました。
4.0
本の見返しに貼るのかこういうの
しおりよりも小さい紙片に
趣向を凝らした図案が並んでるのは何んとも楽しい
(誰それの蔵書ということを示すものだそうだけど、
今ほど本が大量生産されなかった昔においては
盗難防止の意味もあったらしい)
一緒に展示されていた本の装丁も含めとても興味深く
いいなあ自分でも作ってみようかなあ、と
そんな気持ちにさせてくれる
第二章の年賀状交換グループ「榛の会」の年賀状
出来が悪いと次の年は参加できないとか
なんか妙に厳しいレギュレーションがあるのがおかしい(笑)
そしてそのレギュレーションの厳しさにたがわず
力の入った年賀状の数々。こちらもとても面白く興味深い
(これ、「出来が悪い」のってどういうレベルのモノを言ってたのだろう)
マニアックな連中のマニアックな趣向が垣間見える展示だ
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前川千帆 「蔵書票(使用者:竹下正一)」
前川千帆 「蔵書票(使用者:竹下正一)」
橋口五葉 「蔵書票(使用者:斎藤昌三)」