第78回春の院展

そごう美術館

  • 開催期間:2023年7月14日(金)~2023年7月23日(日)
  • クリップ数:5 件
  • 感想・評価:2 件
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村上 裕二《はる》
田渕 俊夫《長良川心象 月光》
那波多目 功一《燦燦》
手塚 雄二《麗人》 
西田 俊英《樹の変容・あるいは獣》
齋藤 満栄《葦》
宮北 千織《夕映え》
村岡 貴美男《此岸の果て》 
斉藤 博康《想 ―北端―》 日本美術院春季展賞(郁夫賞)
須田 健文《サンサーラ》 外務大臣賞・奨励賞
川﨑 麻央《ほろろ》 奨励賞(無鑑査)
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

日本画の研究団体、日本美術院による公募展
日本美術院は、横浜出身の岡倉天心が中心となって1898(明治31)年によって設立されました。一時は、活動を中断しましたが、1914(大正3)年に横山大観らによって再興。以来、日本美術の伝統を維持しながら、次代の新しい美術を樹立することを目指し、意欲的に活動しています。

春の院展は、1945(昭和20)年に「日本美術院小品展覧会」として始まり、「日本美術院春季展覧会」名を経て、1970(昭和45)年に現在の「春の院展」へ改称しました。始まりの名の通り「春の院展」は、サイズが限定されているため、実験的な作品が多く出品され、細部の描きこみまでご覧いただけるのが特徴です。

本展では、同人作家作品34点をはじめ、受賞作品および関東出身・在住作家を中心に184点を展覧します。現代日本画壇で活躍する巨匠から新人作家までの力作の数々をぜひご覧ください。

◆ 本年度受賞者
春季展賞(郁夫賞) 斎藤 博康《想ー北端ー》
外務大臣賞 奨励賞 須田 健文《サンサーラ》

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年7月14日(金)~2023年7月23日(日)
会場 そごう美術館 Google Map
住所 神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店 6階(横浜駅東口)
時間 10:00~20:00 (最終入場時間 19:30)
  • ※そごう横浜店の営業時間に準じます
    ※企画展の最終日など閉館時間が早まる場合があります
休館日 会期中無休 
観覧料 一般 800円(600円)
大高生 600円(400円)
中学生以下 無料
  • ※( )内は前売料金
    ※ミレニアム/クラブ・オンカード、ミレニアム/クラブ・オン アプリのいずれかをお持ちの方はカード提示で( )内の料金で入館できます。
    ※障がい者手帳各種をお持ちの方、および同伴者1名は無料で観覧できます
    ※前売券の販売につきましては、そごう美術館ホームページをご確認ください
TEL045-465-5515
URLhttps://www.sogo-seibu.jp/common/museum/

そごう美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

そごう美術館 そごう美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

目が楽しい。

184点展示されているということは、優に100人を越える作家さんたちの日本画が見られるということで、今回も楽しみにしていました。
他で、多彩過ぎてごちゃごちゃしてるこの手の展示も見たことがありますが、ここは落ち着いて絵を堪能できます。
何というか、若手も長い方も本当に絵が好きなんだなぁ~、というのがしみじみ伝わると申しますか。
ある一線をちゃんと跨いだ人が出展しているというか、一言で言えば、よい意味でプロっぽい雰囲気を感じる方ばかり。
「今日明日始めてもああいう絵は絶対描けないなぁ」という。

作家性をしっかり打ち出している方もいれば、チャレンジしている作品もあったり、見ていて目が楽しい。
このHPでも見られる、須田健文さんの「サンサーラ」はとても気に入ってポスカ購入♡ 何故か優しさを感じる静かな絵で見入ってしまいました。
これまたこのHPで見られる、那波多目功一さんの「燦燦」もいいなぁ♡と。見当違いだったら申し訳ありませんが、晩年の御舟の絵を連想しました。全然違うんですが、実がいっぱいなっている?それともつぼみかな?生を全身で表している木の背景が墨っぽく黒いので、「死の中の生」のようなものを感じました。鳥との構図もかっこいい。こちらの作品はポスカ悩んで買ってこなかったけど、やっぱり買いに行こうと思っています。
今回こういった静かな絵というか、色味が渋い絵に目が行って、沢山写真を撮ってしまいました。
全部撮影可です。

もう一つは、人物画はすごくハードルが高いなぁ・・・と。
ぱっと見た瞬間に、人物の感じが好きか嫌いかで完全に分かれてしまいました。
アニメ的な人物表現も若い方の作品には沢山見られるようになって久しいのでしょうが、違和感なくすっと入ってくるのは中々難しいものが多かったです。
そんな中、多分以前に見たことがあったような気もしましたが、鈴木恵麻さんの「問いかけ」はとても素敵でした。人物も含め、絵に出てくる要素すべてがばしっ!と収まるべきところに配置されていて、主張する画風ではないのにどんどん絵の中の空間に引き込まれていく・・・すごいです。

そういった、あれやこれやとうろうろ見て回って、とても楽しかったです。

出口付近に画家さんのインタビュー映像が流されていましたが、絵のことを話しているそのお顔が、皆さん本当に素敵です。
なんだか自分も描きたくな… Read More

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karachanさん、morinousagisanさん、Sukekiyo-Acckermanさん

4.0

恒例巡回展、ラストスパート

2023年3月日本橋三越本店開催の東京店をかわきりに、再び横浜に巡回です。横浜展は郁夫賞、外務大臣賞各1点、奨励賞14点、招待2点、無監査4点に初入選、入選作品がセレクトされ合計184点の展示です。東京展と比べ、コンパクトにまとまり、大変鑑賞しやすく、じっくり鑑賞出来るのが特徴です。本年度も秀作揃いです。

THANKS!をクリックしたユーザー
karachanさん、さいさん
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出展作品・関連画像IMAGES

村上 裕二《はる》

田渕 俊夫《長良川心象 月光》

那波多目 功一《燦燦》

手塚 雄二《麗人》 

西田 俊英《樹の変容・あるいは獣》

齋藤 満栄《葦》

宮北 千織《夕映え》

村岡 貴美男《此岸の果て》 

斉藤 博康《想 ―北端―》 日本美術院春季展賞(郁夫賞)

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