新収蔵品を核に 東西作家のコンチェルト
特集展示-生誕100年 網谷義郎

BBプラザ美術館

  • 開催期間:2023年4月25日(火)~2023年7月17日(月・祝)
  • クリップ数:6 件
  • 感想・評価:1 件
新収蔵品を核に 東西作家のコンチェルト 特集展示- 生誕100年 網谷義郎 BBプラザ美術館-1
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カミーユ・コロー 《風景》 不詳 BBプラザ美術館蔵
アルベール・マルケ 《雪の中のノートルダム》 1925-26 頃 BBプラザ美術館蔵
ピエール・ラプラード 《花》 不詳 BBプラザ美術館蔵
ジュール・パスキン 《少女の肖像》 1924-25頃 BBプラザ美術館蔵
エドガー・ドガ 《靴下をはく踊り子》 不詳 BBプラザ美術館蔵
岸田劉生 《或る路(路傍写生)》 1922 BBプラザ美術館蔵
佐伯祐三 《レ・ジュ・ド・ノエル》 1925頃 BBプラザ美術館蔵
宮永東山(理吉) 《滝の音》 1987 BBプラザ美術館蔵
網谷義郎 《二人》 1960 BBプラザ美術館蔵
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

2009年開館に際し、BBプラザ美術館は約100点の収蔵品をもとにスタートしました。展覧会を重ね、購入・寄贈を通じて、現在ではフランスや日本の近・現代作家をはじめ1900点を超える作品を収蔵しています。

本展では初公開となる作品を中心に「人」「風景/自然」「静物/花鳥画」の3つのテーマから、既収蔵作品と併せて紹介します。屋外で自然や日常を前に描き“バルビゾンの七星”と呼ばれたカミーユ・コロー(1796-1875)やジュール・デュプレ(1811-1889)。彼らの影響を受け生まれた印象派を代表する作家オーギュスト・ルノワール(1841-1919)のほか、フォーヴィスム(野獣派)のアルベール・マルケ(1875-1947)やモーリス・ド・ヴラマンク(1876-1958)、アンドレ・ドラン(1880-1954)ら、フランスで次々と生まれる新しい芸術に憧憬し、明治時代以降多くの日本人作家が渡仏しました。そのひとりである佐伯祐三(1898-1928)、彼が短い生涯の中描いた作品は、どれも強い情熱を纏っています。

互いに影響され響き合う作家たちの作品は、しばしばコンチェルト(協奏曲/演奏会) に例えられます。今ここに集うのは、西洋・東洋の壁を超え、縹緲たる芸術の海に挑戦し、自らのスタイルを追求しつづけた作家たち。彼らの作品が奏でる心象の一音一音をどうぞお楽しみください。

また、今年2023年は、神戸ゆかりの作家・網谷義郎(1923‐1982)生誕100年にあたります。2012年にはBBプラザ美術館で、「受贈記念・没後30年人間をデッサンしつづけた網谷義郎」展を開催しました。現在、同館には約500点の網谷作品が収蔵されており、その数は収蔵品の4分の1を占めるまでに成長しました。本展では特集展示として、生涯“人の姿”を見つめた網谷の画業を辿ります。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年4月25日(火)~2023年7月17日(月・祝)
会場 BBプラザ美術館 Google Map
住所 兵庫県神戸市灘区岩屋中町4丁目2番7号 BBプラザ2F
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
祝休日の場合は翌平日
※7月17日(月・祝)開館
観覧料 一般 400円(320円)
大学生以下 無料
65歳以上の方、障がいのある方とその付添いの方1名は半額
  • ※( )内は20名以上の団体料金
    ※7月7日(金)は開館記念日のため入館無料
    ※7月14日(金)はひょうごプレミアム芸術デーのため入館無料
TEL078-802-9286
URLhttp://bbpmuseum.jp/

BBプラザ美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

小さいけれど魅力的な美術館

新収蔵した佐伯祐三の「レ・ジュ・ド・ノエル(1925年頃)」は、花の絵が描かれた木箱に入っていて、その木箱の絵は奥様である佐伯米子さんが描いたと思われるが、現在調査中との事。1回目の渡仏時代に描かれた、同じモチーフ(おもちゃ屋)で数点描かれおり、佐伯のお気に入りだったと思われる。すでに佐伯の特徴的な壁の質感と文字の線が表現されていて見応えがありました。現在、中之島美術館で行われている「佐伯祐三―自画像としての風景」も楽しみです。
エドガー・ドガのブロンズ像は、これまでアーティゾン美術館で「右手で右足を持つ踊り子」「右足で立ち、右手を地面にのばしたアラベスク」「衣装をつけたバレエの踊り子のための裸体習作」を見ましたが、BBプラザ美術館が新収蔵したエドガー・ドガの「靴下をはく踊り子」は小品ながらドガの指で塑像した跡が見られ、デッサンを重要視していたドガの心が伝わるようでした。また、ロダンの「りんごを齧るイブ」はいろんな角度から見てもりんごの存在が分からず、全部口に入れたあとだったのかと思いました。先日訪れた国立西洋美術館で、ロダンの「考える人」のブロンズ像が触れるコーナーがありまして、視覚情報と触覚情報を別々に体験し、より強く心に残る経験をしました。コロナ禍で難しい判断が迫られますが、ぜひそういう機会があれば、もっと楽しい美術館体験になると思いました。

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カミーユ・コロー 《風景》 不詳 BBプラザ美術館蔵

アルベール・マルケ 《雪の中のノートルダム》 1925-26 頃 BBプラザ美術館蔵

ピエール・ラプラード 《花》 不詳 BBプラザ美術館蔵

ジュール・パスキン 《少女の肖像》 1924-25頃 BBプラザ美術館蔵

エドガー・ドガ 《靴下をはく踊り子》 不詳 BBプラザ美術館蔵

岸田劉生 《或る路(路傍写生)》 1922 BBプラザ美術館蔵

佐伯祐三 《レ・ジュ・ド・ノエル》 1925頃 BBプラザ美術館蔵

宮永東山(理吉) 《滝の音》 1987 BBプラザ美術館蔵

網谷義郎 《二人》 1960 BBプラザ美術館蔵

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