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本展は、暗闇の展示室に投影する大迫力の“ゴッホ”に包まれる展覧会。まるで自分が作品に溶け込んでいくかのような感覚を楽しむことができます。
クラシック音楽が体を包み込み、最大7ｍの壁や柱、床に映し出される3000以上の作品画像が光を放つ圧巻の展示空間は、オランダ、パリ、アルル、サン＝レミ、オーヴェール＝シュル・オワーズを巡るフィンセント・ファン・ゴッホの軌跡の旅に誘います。
世界を巡回し850万人以上を感動させた展覧会が、いよいよ日本にやってきます。展示室はすべて撮影ＯＫ。記録も記憶も刻まれる新感覚の没入型展覧会です。
| 会期 | 2023年3月18日(土)～2023年6月4日(日) |
|---|---|
| 会場 |
兵庫県立美術館 ギャラリー棟3階 ギャラリー
 Google Map |
| 住所 | 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1(HAT神戸内) |
| 時間 |
10:00～18:00
|
| 休館日 | 月曜日 |
| 観覧料 | 一般 2,500円（2,300円） 高校・大学生 2,000円（1,800円） 小・中学生 1,500円（1,300円） ※（ ）内は前売り料金 ※前売券販売期間 2023年1月21日（土）10:00～3月17日（金）
|
| URL | https://goghalivejp.com/kobe/ |
4.0
会場を埋め尽くす大画面モニターに映し出される、ゴッホの絵。
その作品の数々を通じておよそ４０分で音楽と共にその生涯を追体験できます。
いま、新しい試みとして注目を浴びている没入型展覧会。
音楽と映像が実にマッチしており、とても良い作品でした。
しかし・・・仕方がないとはいえ、やはり人が多すぎる。
まるでコンサートのプロジェクターで海外アーティストを見ているような雰囲気。
それはそれで「ゴッホ アライブ」らしくていいのですが。
床に映る画像とか「フランスの田園地方の暖かさを想起させるアロマの香り」とか全然わからないし。ヒトの後頭部に隠されてスクリーンの端は見えないし。
多少の入場規制はしていましたが、上演時間40分なら人数制限の入れ替え制にしてほしかった。そうすると入場料が跳ね上がりそうだけど。。
没入のできない没入型展覧会。
しかしながら、イベントとしてとらえれば十分元の取れる内容です。
この映像、DVDやブルーレイで欲しい。
4.0
視覚(映像)、聴覚(音楽)、嗅覚(香り)を刺激して没入感を楽しむ新しい美術鑑賞で、エンターテイメント性が高い見せ方だなと思いました。
人気の高さから致し方が無いのですが、あまりにも人が多すぎて、映像と重なる人・人・人、興奮してスマホカメラを片手に走り回る子供、感想を話し合う家族や友人同士、ゴッホの手紙(英語)を日本語に訳す人（これは横で聞いてて勉強になりました（笑））など、視覚的、聴覚的没入感は低下し、香りに関しても、事前に情報を得ていたにも関わらず、数多くの女性から発する化粧、香水によってか感じることが出来ませんでした(単純に私の鼻が詰まっているだけかも(笑))。そんな厳しい条件であっても、初体験ということからか、大変刺激的で楽しいエンタメでした。約40分の映像でしたが、1回目は、椅子に座って動画撮影に集中し、2回目は、肉眼で全体を見渡しながら、綺麗な世界に浸ることが出来ました。全体を見渡して分かったことは、スピーカーを位置を確認し、出来るだけ近いところで、映像も画面によって差があるので、より綺麗だなと感じる画面前のポジションから首を180度、たまに体を使って360度見渡すことで、映像をすべて楽しむことが出来ました！
何度も画集で見た事がある「花咲くアーモンドの木の枝」ですが、三味線で「さくらさくら」を聴きながら見る事で、より浮世絵の影響を感じられ、まるでゴッホが「白梅図」を意識して描いたかのような感覚になりました！
これに、味覚(ひまわりの香りのする飴ちゃんを舐めながら)、触覚(ゴッホの椅子に座り、ひまわりのブロンズ像を触るコーナー)も加えるともっと刺激的な美術鑑賞になるだろうなと思いました。
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© RB Create ※画像は海外の展示会場内の様子です
Photo: Grande Experiences
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