3.0
個性が楽しい
休館日に開催されたイベントに行ってきました。
グループで感想を言い合うイベント後、1時間ほどのフリー時間ゆっくり鑑賞できました。
毎年観に来ていますが今年も
様々な作品があり楽しかったです。
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SOMPO美術館を運営する(公財)SOMPO美術財団が2012年度に創設したFACEは、今回で12回目を迎え、新進作家の動向を反映する美術作品の公募コンクールとして定着しています。
「年齢・所属を問わず、真に力がある作品」の公募に対し、全国各地から1,184名の新進作家たちから応募があり、五次の「入選審査」とさらに二次の「賞審査」を経て、国際的に通用する可能性を秘めた入選作品78点(うち受賞作品9点)を決定しました。「FACE展2024」ではこれら入選作品を展示します。
さらに、本展でグランプリと優秀賞を受賞した4名の作家には、過去3年の受賞者12名からなるグループ展「絵画のゆくえ」2025年1月開催予定)にも出品します。
不確かな社会情勢の中、創作活動には困難を伴いますが、昨年同様に今回の応募作品には、時代の感覚を捉えた輝く作品が数多くありました。油彩、アクリル、水彩、岩絵具、版画、ミクストメディアなど技法やモチーフは多岐にわたりますが、見る者の心に潤いと感動をもたらしてくれることは共通しています。
会期中、観覧者投票による「オーディエンス賞」の選出を行います。魂を揺さぶる1点を探し、楽しみながらご観覧ください。
会期 | 2024年2月17日(土)~2024年3月10日(日) |
---|---|
会場 |
SOMPO美術館
![]() |
住所 | 東京都新宿区西新宿1丁目26-1 |
時間 | 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30) |
休館日 | 月曜日 |
観覧料 | 700円 高校生以下 無料
|
TEL | 050-5541-8600 (ハローダイヤル:美術館利用案内) |
URL | https://www.sompo-museum.org/ |
3.0
休館日に開催されたイベントに行ってきました。
グループで感想を言い合うイベント後、1時間ほどのフリー時間ゆっくり鑑賞できました。
毎年観に来ていますが今年も
様々な作品があり楽しかったです。
4.0
SOMPO美術館の「FACE展2024」に行ってきました
公募展ですが、いろいろなジャンルのものが見られて良かったです
最近の傾向か、アニメや漫画っぽい?ものも多いということなのですが、それぞれ味がある作品ばかりで充実した時間を過ごせました
5.0
FACE展は公募展で、推薦人必要なし、年齢制限なしというまさに公募展。
25歳以下は出品料もなしで、主催も実はSRやメセナに熱心な損保ジャパンらしいところのある展覧会。
作品はどれも工夫と情熱にあふれています。
そんな方法があるのか?!というような表現方法で作られた作品など使用している材料にも驚きます。
緻密な表現の絵画、これ日本画なのかというほど現代的なテーマと描写の絵、写実絵画など、テーマも表現方法も様々で、とにかく楽しく会場を歩きました。
公募展ですからそこそこ有名な方から無名の学生さんまで出品されています。
しかし、どの作品もエネルギーに満ち、作り手のプライドや維持を感じます。
普段、オールドマスターを見る人にこそ行ってほしい、作品のそばまでよるとニスや絵の具の香りがして、その作品の作り手を想像せずにはいられません。
想像力が現実をひっくり返す、というような良い体験ができました。
4.0
FACE展2024は今年で12回目となる公募展です。特徴は推薦人なしで申し込めて、年齢も所属も問わないこと。年齢制限がないので、いろんな年代の方が応募し、入選している。資料によると、今回は出品数が1184で、入選数、つまり展示された作品は78。入選倍率は15.2となる。入選者の年齢は17~73歳と幅広い。
FACE展は2016年から見ているのですが、毎回、それなりに発見があって面白い展覧会です。今回は何故か抽象画が多く、その手法に面白さがありました。そしてなによりもグランプリが抽象画だった。津村 光璃さんの《溶けて》という作品です。解説によると抽象画がグランプリをとるのは初めてのことだそうです。さらに面白いのが、手法として蝋けつ染めとあること。FACE展で以前に蝋けつ染めを用いた作品が入選したことがあったけど、それは具象でモノクロだった。今回はメインビジュアルにあるように、カラーで抽象です。色合いは渋く、布に染みていく感じが面白い。このタッチは絵筆じゃできないと思われます。ほかの作品も見てみたい。
作品はグランプリのほかに優秀賞3点、主催の読売新聞賞1点、審査員4人が一人一点選ぶ審査員特別賞があって、69点の入選作が並ぶ。入選作で面白かったのは2点木彫の作品があったこと。どちらも抽象作品なんですが、版画ではなく、版木の方を作品として展示されていることがちょっと新しい。
えーと写真撮影はOKです。
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周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都新宿区で開催中の展覧会
グランプリ
津村 光璃《溶けて》2023年 可溶性建染染料・蝋けつ染め・綿布・パネル 160×200cm
優秀賞
佐々木 綾子《探究》2023年 墨・ペン・水干絵具・マーカー・和紙・パネル 130×162cm
優秀賞
かわかみ はるか《26番地を曲がる頃》2022年 日本画材・パステル・片栗粉・珈琲・キャンバス 112×194cm
優秀賞
塩足 月和子《あまりにも断片的な》2023年 石膏・キャンバス 142×142cm
読売新聞社賞
六無《狩猟図》2023年 紙本墨画・アクリル 162.1×177.2cm
審査員特別賞
巽 明理《CYCLE》2023年 油彩・キャンバス 162.3×194cm 審査員名:野口玲一
審査員特別賞
菊野 祥希《Rampage Printing》2023年 アクリル・スクリーンプリント・キャンバス 118.9×118.9cm 審査員名:大島徹也
審査員特別賞
宮﨑 菖子《23.065》2023年 アクリル・パネル 116.7×91cm 審査員名:森谷佳永
審査員特別賞
東 菜々美《some intersection lines 4》2023年 油彩・キャンバス 91×91cm 審査員名:秋田美緒