4.0
才ある者が集う
なんとか滑り込みで見てきましたよ、日展。
前身である文展から数えると115年の歴史を誇る日本美術展覧会。
出展数約3000点と言う超大規模の本展は会場の1~3階までを使って
所狭しと日本画、洋画、工芸、彫刻、書がひしめき合っている。
最終日と言う事もあり、そこそこ賑わっていたが、日展関係者や
恐らく作家の家族であろう人たちが、まぁまぁ居て、純粋な観覧者は
少ないのではないか?と、思ってしまう。
絵画作品のそのほとんどが大型のもので、洋画に至っては絵画の上に絵画を
展示しているので見にくいのなんのって。
でも、一通り見て思ったのは、こんなに数があるから仕方ないのかも
しれないが、似たような作品が多いように思う。
それは構図だとか、題材だとか、テーマだとか。
歴史ある公募展に入選したいから、お偉いさんたちが気に入る様な作品を
わざわざ作っているのではないだろうか、と思ってしまう。
まぁ、次回も見に行きますけどね。