2.0
鮭を鑑賞。
高橋由一の鮭をゆっくりじっくり観てきました。本格的な美術館ではないので、逆に疲れることなく明治時代の巨匠の作品をのんびり鑑賞できました!
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江戸末期、日本は開国により、政治、経済、医学、文化、産業とあらゆる分野において西洋化がなされ、大きく転換していきました。美術では、西洋画の持つ写実的な表現に魅了された画家たちによって熱心に研究がなされます。彼らは試行錯誤を繰り返し、その技術の習得に全力を注ぎました。
やがて画家たちは、来日したヨーロッパの画家から直接教えを受けるようになり、明治期に入ると、本格的に西洋画を学ぶためにヨーロッパ留学を果たす者たちも出てきます。徹底的にアカデミックな人物画の教えを受け、本物のヨーロッパ芸術に触れた画家たちは、日本画壇に新しい風を吹き込んでいきました。
本展では、実業家・山岡孫吉氏(1888-1962、ヤンマーディーゼルの創業者)によって蒐集された作品を中心とした日本近代洋画史上貴重な「山岡コレクション」から高橋由一、山本芳翠、黒田清輝、藤島武二、青木繁などの名品約30点を紹介します。
中村屋サロンの芸術家たちと同じ時代を生きた画家たちの、バラエティに富んだ豊かな表現をお楽しみください。
会期 |
2016年9月10日(土)~2016年12月11日(日)
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会場 | 中村屋サロン美術館 Google Map |
住所 | 東京都新宿区新宿3丁目26番13号 新宿中村屋ビル3階 |
時間 | 10:30~18:00 (最終入場時間 17:40) |
休館日 |
火曜日 |
観覧料 | 大人300円(高校生以下、障がい者とそのつきそいの方は無料) |
TEL | 03-5362-7508 |
URL | https://www.nakamuraya.co.jp/museum/ |
2.0
高橋由一の鮭をゆっくりじっくり観てきました。本格的な美術館ではないので、逆に疲れることなく明治時代の巨匠の作品をのんびり鑑賞できました!
3.0
近代日本の洋画の黎明期を示す展覧会。作品数はかならずしも多くないのですが、解説は日本美術史もふまえたもので勉強になります。
作品の見せ方にもう一工夫ほしいところでした。
4.0
こじんまりとした美術館なのでじっくり見ても30分あれば見られます。日曜日に見に行きましたが、来館者もそれほど多くないので静かに見ることができました。入館料が300円というのも、気軽に立ち寄れていいですよね。
今回出品の作品はどれも額縁までこっていて、大切にされてきた作品ということが伝わってきました。
日本の油絵は暗いイメージでしたが、ほんわか明るい絵もあって、日本の油絵に対する見方が変わりました。
余談ですが、10月29日は開館記念日で、来館者全員月餅をもらえるようです。
2.0
わずか29点という小規模なもので、あっさり観終えてしまえる気軽なものでした。
副題に「高橋由一から藤島武二まで」とあるように日本洋画の黎明期に活躍した作家の作品を1~2点ずつ集めた感じ。
目を惹いたのは高橋由一の「鮭図」。美術の教科書にも載っている吊るされた鮭の絵。そのシリーズの中の1点。
木の板に描かれていて、その木目が背景にそのまま利用されていたり、鮭の肉の質感にも活きていて、キャンバスよりもイイと思う仕上がりでした。
藤島武二とか黒田清輝、青木繁の作品も展示されてましたが、それぞれの作家についてはより代表作のような作品を他で多く見てきているので...(笑) あまり印象に残りませんでした(笑)
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