開館15周年 生誕120年
猪熊弦一郎展

横須賀美術館

  • 開催期間:2022年9月17日(土)~2022年11月6日(日)
  • クリップ数:25 件
  • 感想・評価:3 件
開館15周年 生誕120年 猪熊弦一郎展 横須賀美術館-1
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猪熊弦一郎《顔80》1989年、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 © The MIMOCA Foundation
猪熊弦一郎《サクランボ》1939年、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 © The MIMOCA Foundation
猪熊弦一郎《マドモアゼルM》1940年、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 © The MIMOCA Foundation
猪熊弦一郎《三人の娘》1954年、横須賀美術館蔵 © The MIMOCA Foundation
猪熊弦一郎《驚く可き風景(B)》1969年、東京国立近代美術館蔵 © The MIMOCA Foundation
猪熊弦一郎《風景CX》1972年、京都国立近代美術館蔵 © The MIMOCA Foundation
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

猪熊弦一郎(いのくまげんいちろう 1902~1993)は20世紀日本を代表する画家です。香川県に生まれ、東京美術学校で藤島武二に師事しました。1934年までは帝展で、1936年に新制作派協会を結成すると以後同展を中心に作品を発表しました。

1938年渡仏し、マティス、ピカソと交流。第二次世界大戦の戦火を逃れて帰国した後はフィリピン、ビルマに派遣され作戦記録画を制作、戦後は三越百貨店の包装紙デザイン(1950年)をはじめ、慶應義塾大学学生ホール(1949年)や上野駅中央コンコース(1951年)の壁画を手がけるなど、社会とのかかわりを強めていきました。1955年再渡仏の途上で立ち寄ったニューヨークに魅せられ同地に留まり約20年間制作を続け、1975年からはハワイと東京を拠点に制作するようになりました。少年時代を過ごした丸亀市に猪熊弦一郎現代美術館が1991年に開館すると所蔵する全作品を寄贈しました。

本展では、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館のご協力のもと、代表作とともに壁画やデザインの仕事に関する資料、身近な素材で作ったオブジェなど約100点を展示し、多才な画家の全貌に迫ります。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年9月17日(土)~2022年11月6日(日)
会場 横須賀美術館 Google Map
住所 神奈川県横須賀市鴨居4-1
時間 10:00~18:00
休館日 10月3日(月)
観覧料 一般 1,300円(1,040円)
高校生・大学生・65歳以上 1,100円(880円)
中学生以下 無料
  • ※所蔵品展、谷内六郎館も観覧できます
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※高校生(市内在住または在学に限る)は無料
    ※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と 付添1名様は無料
    ※11月3日(木・文化の日)は、無料観覧日
TEL046-845-1211
URLhttps://www.yokosuka-moa.jp/

横須賀美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

横須賀美術館 横須賀美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

“猪熊弦一郎”日和

暖かい秋晴れの日曜日。自然豊かな場所にある横須賀美術館の猪熊弦一郎展へ行ってきました。
若き日、マティスから「お前の絵は上手すぎる」と言われ愕然とし、そこから画風を模索する旅が始まったとのことです。
展示会場は全7章に分けられ、第1〜5章は時代別に作品が展示されています。自分の画風を求めて変遷する様子を窺い知ることが出来ました。
第6章はデザイン関係の展示で、誰もが一度は目にしたことがある三越包装紙「華ひらく」の他に布物、本の表紙などの作品が展示されていました。
第7章は「画家のアトリエ」と題し、イーゼル、画材など生前使用していた物、愛用していた物達が陳列されていました。捨てられてしまうような残り物、小さな物を大切にする様は、日々の生活を大切にしているであろうと思われ、猪熊弦一郎氏が身近に感じられました。また繰り返し題材とされている妻や猫の作品からも愛情や慈しみを感じました。
またこの展覧会で、好奇心と小さな物達を愛する、今年100歳の染色家 柚木沙弥郎さんのことを思い出しました。
日々の生活の中で自分が何を大切にしたいか、どのように暮らしていくのかを考えながら作品を拝見しました。あたたかい色に包み込まれたような余韻が残る展覧会でした。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

4.0

画風の違い

日曜日に訪問。天気がよかったせいか、年代問わず多くの人が訪れていました。ただ、全員が展覧会を見るわけでなく、屋上の展望広場やレストランを利用している人も居ます。展覧会は猪熊氏の作品が年代別に並んでいるオーソドックスな展示です。驚いたのはニューヨーク時代の前後で画風ががらっと変わっていたことです。具体的なものは描かず、抽象的だったり、失礼ですが子どもが書くような絵になったりしていました。個人的に気に入ったのは猫の絵のシリーズで、特にテレビの画面に猫の絵が描かれているような絵は大変面白く感じました。

REPORT

海を見ていた午後

秋晴れの9月の月曜日、横須賀美術館の屋上から浦賀水道を眺めるのは本当に気持ちよかった。
行き交う貨物船はソーダ水越しじゃありませんがw
今回の横須賀行は京急で浦賀へ、バスに乗換え観音崎まで行ってそこから徒歩で。
浦賀では東西両…readmore

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、さいさん

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出展作品・関連画像IMAGES

猪熊弦一郎《顔80》1989年、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 © The MIMOCA Foundation

猪熊弦一郎《サクランボ》1939年、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 © The MIMOCA Foundation

猪熊弦一郎《マドモアゼルM》1940年、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 © The MIMOCA Foundation

猪熊弦一郎《三人の娘》1954年、横須賀美術館蔵 © The MIMOCA Foundation

猪熊弦一郎《驚く可き風景(B)》1969年、東京国立近代美術館蔵 © The MIMOCA Foundation

猪熊弦一郎《風景CX》1972年、京都国立近代美術館蔵 © The MIMOCA Foundation

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