金沢における遠州の活躍を知る、絶好の機会。
小堀遠州と金沢の繋がりは、加賀藩主利常(三代)と光高(四代)が、遠州に茶の湯を学んだこと、茶道具収集の助言を受けたことなどにあり、そして、遠州と前田家および加賀藩重臣たちとの交流もより深まったという。
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小堀遠州(天正七~正保四:1579-1647)は幕府の作事奉行をつとめた江戸時代初期の大名です。茶の湯を古田織部に学び千利休から続くわび茶の理念と織部の様式を受け継ぎ、江戸時代寛永年間には三代将軍家光の茶頭を務め、武家の茶の湯を確立した茶人としても知られます。
加賀藩主三代利常と四代光高は遠州に茶の湯を学び、茶道具収集にあたっても盛んに仲介や助言を受けました。遠州はまた、加賀藩重臣達とも茶の湯を通して交流したことが、今に伝わる茶道具に色濃く残されています。
本展覧会では、遠州にまつわる道具や、遠州と前田家や加賀藩重臣たちとの交流の跡を示す道具を展示し、小堀遠州を通して金沢の茶の湯を俯瞰します。あわせて、藩政期以来作り続けられ金沢の茶の湯に欠かすことのできない大樋焼や寒雉釜などの金沢の茶道具と、金沢市立中村記念美術館の前身である中村記念館を開いた中村栄俊氏が、四八年前の遠州忌茶会にて用いた道具の取り合わせを紹介します。
会期 | 2022年10月1日(土)~2022年12月18日(日) |
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会場 | 金沢市立中村記念美術館 Google Map |
住所 | 石川県金沢市本多町3-2-29 |
時間 |
9:30~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日(祝日の場合翌平日) 11月1日(火) ※10月31日(月)は開館 |
観覧料 | 一般 310円 団体(20名以上)260円 65歳以上・障害者手帳をお持ちの方およびその介護人 210円(祝日無料) 高校生以下 無料 |
TEL | 076-221-0751 |
URL | https://www.kanazawa-museum.jp/nakamura/ |
小堀遠州と金沢の繋がりは、加賀藩主利常(三代)と光高(四代)が、遠州に茶の湯を学んだこと、茶道具収集の助言を受けたことなどにあり、そして、遠州と前田家および加賀藩重臣たちとの交流もより深まったという。
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