清川泰次 色をめぐって

世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー

  • 開催期間:2022年10月1日(土)~2023年3月12日(日)
  • クリップ数:6 件
  • 感想・評価:1 件
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《黄色の浮遊》1961-63年
《牛のゐる風景》1951年
《飛行船の浮ぶ街》1953年
《イタリーの空》1962年
《Painting No.3283》1983年
《Painting No.1495》1995年
《Painting No.497》1997年
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

「もの」を写すことにとらわれない独自の抽象表現を追求した画家・清川泰次(1919-2000)。

1940年代より画家として歩みはじめた清川の初期作品は具象的な表現でしたが、1951年からの渡米を経て、色彩豊かな面や線による抽象画へと移行していきます。1960年代に二度目の渡米を果たした後には、白く塗ったカンヴァスに鉛筆の線を活かした独自の画風を確立、個展も精力的におこないました。

その後、清川の絵画には色彩が戻り、幾何学的な形態を取り入れたスタイルへと展開します。清川の絵画を色彩に着目してたどると、1950~60年代の油絵具の塗り重ねで得られる深い色合い、70~80年代に多用された明るい白、90年代以降のアクリル絵具による明快な色どうしの響き合いなど、その色調や色の組み合わせから、各年代の特色をうかがうことができます。

本展では、線や色面の構成による美を目指した清川泰次の、色彩をめぐる探求の軌跡を紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年10月1日(土)~2023年3月12日(日)
会場 世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー Google Map
住所 東京都世田谷区成城2-22-17
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日 
ただし、祝・休日と重なった場合は開館、翌平日休館
観覧料 一般 200円(160円)
大高生 150円(120円)
65歳以上/中小生 100円(80円)
障害者の方は100円(80円)、ただし小・中・高・大学生の障害者は無料。証明書を要提示
  • ※介助者(当該障害者1名につき1名)は無料
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※世田谷区内在住・在学の小・中学生は、土、日、祝・休日は無料
TEL03-3416-1202
URLhttp://www.kiyokawataiji-annex.jp/

世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリーの情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

とても素敵なアトリエで感動した。

メインヴィジュアルの「黄色の浮遊」がばばん!と使用されたチラシを見て、何となく吸い寄せられて行ってみました。
こちらはギャラリーという名前ですが、清川先生のおうちをそのまま市民が使用できるスペースとして開放した部屋と、アトリエ部分に清川先生の絵を展示している、という内容です。
多分改装とかしてないんじゃないかな。アトリエなければ普通のおうち。
そのアトリエで絵を見たわけなんですが、私はこちらのアトリエに入って、その日見たエゴン・シーレ展、版画美の企画展、全部吹っ飛びました。
号泣。
まだこの画家死んでないよ、多分このギャラリーがこのままある限りは。
蔵のような、2階までぶち抜いたアトリエの壁に、絵がどわ~っと掛けてある。
もう一つのサンルームみたいな部屋にも小さい絵の展示があり、大も小もトータルで33展。
この絵はここがホーム。あるべきところにいる。見ていてそれがよくわかる。
アトリエの床に油絵の具が至る所に飛び散っている。思わずしゃがんで下を見た。
画家の生きた痕跡。
そのまま上を見た。・・・壁の上から下まで絵・・・圧巻。
抽象から線だけなどデザインみたいなものまであって、色々なトライ&エラーが窺えるけれど、特に色彩で持っていく感じの絵は素晴らしい✨
亡くなる前年の絵まであって、それがすごくびしっとしてて、何というか、何だかすごく励まされた。
岡本太郎のアトリエとは真逆のエネルギーで、苦々しさが一切ない。死んでます感もない。
とても小さな場所ですが、近くを通った時には是非寄ってみてほしいです。
すごいエネルギー貰いました。素晴らしかった。感謝です。

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morinousagisanさん、micco3216さん、Sukekiyo-Acckermanさん

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出展作品・関連画像IMAGES

《黄色の浮遊》1961-63年

《牛のゐる風景》1951年

《飛行船の浮ぶ街》1953年

《イタリーの空》1962年

《Painting No.3283》1983年

《Painting No.1495》1995年

《Painting No.497》1997年

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