植松さん
歩く、歩く、武士も町人も坊さんも。
歩く、歩く、大名行列も朝鮮通信使も。
東海道図の屏風が幾つも展示されていたが、きっと屏風の前で一杯やりながら旅の話をしたのだろう。美しい景色、旅先で知った習慣の違い、失敗談、思いがけない出…readmore
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慶長6(1601)年、徳川家康が東海道に宿駅を設置し、街道が整備されると、東海道図屏風や歌川広重の保永堂版東海道五拾三次など「東海道」を主題にした絵画が広く普及しました。
一方、東海道は詩書画を好む駿河の文化人たちと上方や江戸の絵師たちとの交友も可能にし、京都の円山応挙一門や江戸の司馬江漢をはじめとする新しい傾向の絵画は、駿河の人々に歓迎されました。
本展では、描かれた東海道と街道をめぐる絵師たちの往来に注目し、東海道が育んだ駿河の美術や文化を紹介します。
会期 |
2023年2月11日(土・祝)~2023年3月26日(日)
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会場 | 静岡市美術館 Google Map |
住所 | 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー3階 |
時間 | 10:00~19:00 (最終入場時間 18:30) |
休館日 | 月曜日 |
観覧料 | 一般 1,300円(1,100円) 大高生・70歳以上 900円(700円) 中学生以下 無料
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TEL | 054-273-1515(代表) |
URL | https://shizubi.jp/ |
歩く、歩く、武士も町人も坊さんも。
歩く、歩く、大名行列も朝鮮通信使も。
東海道図の屏風が幾つも展示されていたが、きっと屏風の前で一杯やりながら旅の話をしたのだろう。美しい景色、旅先で知った習慣の違い、失敗談、思いがけない出…readmore
4.0
東海道の名所や往時の賑わいが描かれた東海道図屏風をはじめ、多くの屏風が展示されており圧巻だった。
今の静岡市から見える富士山・三保松原・清見寺を描いた「富士三保清見寺図」や白糸の滝を描いた絵図からは、室町・江戸期の人も現代人と同じようにその光景に感動したのだと嬉しくなった。
展示資料からは総じて明るく清らかな感じを受けたが、駿河と東海道の美の規範は富士山にあるのではないかと思う。
静岡にゆかりのある方にとっては、誇りを感じられる良い企画展。
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