2.0
最初から最後まで単眼鏡を覗きっぱなしで疲れました(´Д`)ハァ…
物凄く限られた空間であっても表現できない意匠はないよ!の超絶技巧の世界観でした。
香雪美術館コレクションの元となる村山龍平は幼いころから刀剣に興味があり、集めた刀剣は信じられないほどの数です。
どうやって所蔵していたのかとも思ってしまうのですけれど。
今回は「刀装具」とあって、多分小さいと思い覚悟は持っていきましたが
「小柄」と「目貫」が大部分を占めて、細かな細工を施した展示品が行けども行けども並んでいました。
たまーに「鐔」の展示がると、ちょっとホッとしたりしました。
細やかな所に精神が宿る?
狭い空間にどう意匠を構成するかが腕の見せ所でしょう。
刀剣だからと言って猛々しいものは無粋。
武士のお洒落ですよねー。えっ、そんなとこに心憎いデザインがとなるのを狙っていたのでしょうか?
パネル解説もキャプション解説も丁寧でいっぱいあって、
前のめりのそれがかえっていつも疲れるこの美術館です。
なら、神戸の香雪美がちょっと前にやってたみたいに、作品リストに刀剣の構造の図解とかあればよかったかもなぁ・・・