篠田桃紅展

東京オペラシティ アートギャラリー

  • 開催期間:2022年4月16日(土)~2022年6月22日(水)
  • クリップ数:30 件
  • 感想・評価:2 件
篠田桃紅展 東京オペラシティ アートギャラリー-1
篠田桃紅展 東京オペラシティ アートギャラリー-2
篠田桃紅展 東京オペラシティ アートギャラリー-3
《熱望》2001年、墨・朱・銀地/カンヴァス、150.0×100.0cm、公益財団法人岐阜現代美術財団蔵
Eager, 2001, Sumi, Cinnabar Paint, Silver Leaf on Canvas, 150.0×100.0cm, Gifu Collection of Modern Arts Foundation
《舞》2001年、墨・銀泥/和紙、150.0×104.0cm、公益財団法人岐阜現代美術財団蔵
Play, 2001, Sumi, Silver Paint on Paper, 150.0×104.0cm, Gifu Collection of Modern Arts Foundation
《墨》1955年、墨/和紙、69.5×69.5cm、鍋屋バイテック会社蔵
Sumi, 1955, Sumi on Paper, 69.5×69.5cm, Nabeya Bi-tech Kaisha
篠田桃紅展 東京オペラシティ アートギャラリー-1
篠田桃紅展 東京オペラシティ アートギャラリー-1
篠田桃紅展 東京オペラシティ アートギャラリー-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

篠田桃紅(1913[大正2]-2021[令和3])は、70年を越える長きにわたる活動を通して、孤高の位置をまもりながら、前衛書から墨による独自の抽象表現の領域を拓き、探究しつづけました。

中国大連に生まれ、東京で育った篠田は、自立した生き方を求めて書の世界に身を投じ、戦後まもなく、40歳を越えて単身ニューヨークに渡り活動の場を大きく拡げます。新しい表現を求める熱気あふれるこの時代、欧米の抽象芸術と日本の前衛書が時代の先端で響きあうなか、篠田の表現は大きな注目と高い評価を獲得したのです。

帰国後は、書と絵画、文字と形象という二分法に囚われない、墨によるまったく新しい独自の抽象表現、空間表現を切り拓き、ときに建築的なスケールにまで及ぶ制作によって、他の追随を許さない位置を確立しました。

篠田はまた、版画の世界でも固有の表現を確立し、さらに豊かな教養と繊細な感性、そして怜悧な批判精神に裏打ちされたエッセイの名手としても、ひろく人々から愛されました。惜しくも107歳で逝去した篠田の没後1年をへて開催される本展は、桃紅の長きにわたる活動の全貌を紹介するとともに、その広い射程と現代性を今日的な視座から検証するものです。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年4月16日(土)~2022年6月22日(水)
会場 東京オペラシティ アートギャラリー Google Map
住所 東京都新宿区西新宿3-20-2
時間 11:00~19:00 (最終入場時間 18:30)
休館日 月曜日 
ただし5月2日は開館
観覧料 一般 1,200円(1,000円)
大・高生 800円(600円)
中学生以下 無料
  • ※同時開催「収蔵品展073 1960-80年代の抽象」「project N 86 諏訪未知」の入場料を含みます
    ※( )内は各種割引料金。障害者手帳をお持ちの方および付添1名は無料。割引の併用および入場料の払い戻しはできません
TEL050-5541-8600 (ハローダイヤル)
URLhttps://www.operacity.jp/ag/

東京オペラシティ アートギャラリーの情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

書の魅力

ずっと気になっていて、やっと観にいくことができた。
どれもクールでかっこよく、大満足。
太い線や面が描かれるものよりも、私は初期のほうの「文字の形」が現れている作品にひかれた。リ・ウーファンと比較してみたい作品もあり、とても興味深かった。
実際に筆を持って作品を描いているところが観られる映画作品は、必見。

  • 0
  • BY m.m

5.0

大胆で自由で緊張の世界

初期から晩年まで長い作家人生を百を超える作品で紹介。
初期の前衛書から墨を使った絵画へと素晴らしい作品ばかり。
大画面に黒々と引かれた太い線、そこにスッと入る赤や金の鋭い線が緊張感をもたらし、単純なはずの線が物凄いエネルギーを持って広がる。
とてつもなくモダンでかっこいい!
ショップでは著作も沢山扱っている。エッセイは歯切れ良い文が楽しい。
菊池寛実智美術館でも6/16から展覧会が始まるので楽しみだ。

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出展作品・関連画像IMAGES

《熱望》2001年、墨・朱・銀地/カンヴァス、150.0×100.0cm、公益財団法人岐阜現代美術財団蔵
Eager, 2001, Sumi, Cinnabar Paint, Silver Leaf on Canvas, 150.0×100.0cm, Gifu Collection of Modern Arts Foundation

《舞》2001年、墨・銀泥/和紙、150.0×104.0cm、公益財団法人岐阜現代美術財団蔵
Play, 2001, Sumi, Silver Paint on Paper, 150.0×104.0cm, Gifu Collection of Modern Arts Foundation

《墨》1955年、墨/和紙、69.5×69.5cm、鍋屋バイテック会社蔵
Sumi, 1955, Sumi on Paper, 69.5×69.5cm, Nabeya Bi-tech Kaisha

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