5.0
きらきら
出会ったことのない画家にたくさん出会えた展示で大満足。
印象的な作品がたくさんあって幸せにしてくれる展示。
そして、実物と印刷物の色彩、輝きの違いをこれでもか!というくらいに感じざるを得なかった。
まずはルノワールの《詩人アリス・ヴァリエール=メルツバッハの肖像》美しすぎる。
このゴージャスな作品をこれ以上ゴージャスに飾れるか、というくらいピッタリの
イメージの額縁とともに飾られる贅沢さ。
アルベール・デュポワ=ピエの点描写。
淡い色も、暗い色もそれぞれに見惚れるほどの美しさ。
それが画面の下方から上方に、次第に移り変わる。
あとは、ベルギーの画家、テオ・ファン・レイセンベルへの《ファン・デ・フェルデ夫人と子どもたち》
見惚れます。
鑑賞最中に、(画録は買わないようにしているのだけれど
「これは絶対に画録が欲しい」と思ってゲットしました。
残念ながら、当然ながら実物とのギャップがあり過ぎて。
でもとても印象に残る展示だったので、それを見返しては楽しもうと思っている。
実はこちらの展示は、夏にはSOMPO美術館に巡回するよう。
これは見逃せないと思って都内から出かけましたが、また新宿でも鑑賞できるなんて嬉しい。
創立者の一貫した信念の元で収集されており、印象派展ではあるけれどモネなどのザ・巨匠はなし。
だけれど、その分、他の画家に焦点を絞れて、発見もあって、素晴らしかった。
再度鑑賞したい展示。