4.0
乾いた風が吹いてくる
砂漠での暮らしに欠かせない敷物と塩入れ。
40年近く前にパキスタンあたりで購入した小さな敷物と同じ匂いのするものが一杯。
海外旅行に行かれない今、小さな旅ができました。
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イランを中心に西アジア地域に展開するカシュガイ族やクルド族といった遊牧民は、伝統的に、部族ごとの紋様を織り込んだ羊毛織りの塩袋(ナマクダン)を制作・使用してきました。
家畜群の制御など生活に不可欠な役割を担う“遊牧民にとっての塩”を物語る好資料として、たばこと塩の博物館では過去2回の特別展で塩袋を紹介しました。
今回は、過去2回と同じ丸山コレクションから、絨毯より素朴で織りも粗く、遊牧民本来の生活具としての味わいがある昔のギャッベを中心に未公開作品を選定し、塩袋と合わせ、現地でも入手不可能な百~数十年前の毛織物の深い色合いと意匠の世界を紹介します。
会期 | 2022年2月26日(土)~2022年5月15日(日) |
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会場 |
たばこと塩の博物館
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展示室 | 2階特別展示室 |
住所 | 東京都墨田区横川1-16-3 |
時間 | 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 3月22日(火) ※但し3月21日は開館 |
観覧料 | 一般・大学生 100円 小・中・高校生 50円 満65歳以上の方 50円※年齢がわかるものを要提示
|
TEL | 03-3622-8801(代表) |
URL | https://www.tabashio.jp |
4.0
砂漠での暮らしに欠かせない敷物と塩入れ。
40年近く前にパキスタンあたりで購入した小さな敷物と同じ匂いのするものが一杯。
海外旅行に行かれない今、小さな旅ができました。
3.0
ギャッベ展、結構良かったです。
誰かに贈るとか鑑賞するとか売買するとかではなく
暮らしのため自分たちの生活を豊かにするための用の美です。
柄模様も稚拙だったり寸法がちょっとおかしかったり歪んでいたり
決して整然としたデザインではありませんが作り手の想いが汲み取れる愛らしさがあります。
全作品に丁寧なキャプション付きで多くは露出展示です。
写真撮影可能であればもっと集客出来る展示内容だと思います。
塩袋とテント袋がカワイイ。
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ギャッベ 南イラン カシュガイ族クヒ 1950年頃