4.0
横須賀美術館が好きになりました。
本展覧会をきっかけに初めて横須賀美術館を訪れました。
内容は、横須賀美術館の建設のきっかけとなった朝井閑右衛門氏の作品とアトリエの紹介、1920〜30年代の日本の現代画・書物の装丁展示、日本の現代作家の制作紹介、横須賀美術館の設計・ピクトグラム等の4本立てで、横須賀美術館をもっと知ってもらうというコンセプトがよく感じられました。初訪問がこの展覧会でよかったです。
現代作家の制作紹介では、作品の隣で各作家が制作方法や制作のこだわりを語る動画が流されて、そのこだわりと信念を持った技法に感銘を受けました。
また、常設展の谷内六郎展も鑑賞可能で、人の心の奥まで届くようなあたたかみがある作品を楽しめました。
美術館から見る観音崎の海の景色は素晴らしく、建物の中と外どちらもに非常に楽しめる美術館でした。