中里隆 陶の旅人

菊池寛実記念 智美術館

  • 開催期間:2021年8月21日(土)~2021年11月28日(日)
  • クリップ数:11 件
  • 感想・評価:4 件
中里隆 陶の旅人 菊池寛実記念 智美術館-1
中里隆 陶の旅人 菊池寛実記念 智美術館-2
中里隆 陶の旅人 菊池寛実記念 智美術館-3
中里隆 陶の旅人 菊池寛実記念 智美術館-4
中里隆 陶の旅人 菊池寛実記念 智美術館-5
中里隆 「種子島擂鉢」、1971 年(個人蔵) (撮影: 尾見重治、大塚敏幸)
中里隆 「緑釉提瓶」、2008 年頃(個人蔵) (撮影: 尾見重治、大塚敏幸)
中里隆 「三島唐津皿」、2009 年頃(個人蔵) (撮影: 尾見重治、大塚敏幸)
中里隆 「焼き〆叩き大壺」、2017 年(個人蔵) (撮影: 水崎浩志)
有元利夫 「無題」、1982 年(三番町小川美術館蔵) (撮影: 尾見重治、大塚敏幸)
中里隆 陶の旅人 菊池寛実記念 智美術館-1
中里隆 陶の旅人 菊池寛実記念 智美術館-1
中里隆 陶の旅人 菊池寛実記念 智美術館-1
中里隆 陶の旅人 菊池寛実記念 智美術館-1
中里隆 陶の旅人 菊池寛実記念 智美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

中里隆(なかざとたかし 1937~)は、九州・佐賀県のやきものである唐津焼をルーツとしながら、国内外を自由に行き来し多様なスタイルで作陶を続ける作家です。

唐津は、「異国(唐)への港」という地名の通り、大陸へと開けた港として古来より人や物、技術が行き来する場所でした。16-17世紀には朝鮮半島より伝わった技が起源となって唐津焼が生まれます。

唐津の名門陶家、中里太郎右衛門窯十二代目当主(号:無庵)のもとに生まれた中里は、青年期に京都や唐津で作陶を学ぶと、1971年には種子島に渡り島の土による種子島焼を手がけます。帰郷後、自身の「隆太窯」を築窯し拠点とすると、各地に旅をし、陶芸の技によって人との交流を深め、出会いや学びを楽しみながら創作を行ってきました。
 
海外の土や釉など、現地の素材による制作であっても、空間を飾り、手で触れ、用いることに喜びを見出してきた日本のやきものの原点である「器」にこだわる中里の作品は、作陶の初期から現在まで半世紀以上にわたって多くの人を魅了してきました。

本展では鉢や壺などの大型作品から食卓を彩る食器まで、中里隆の新旧作品や関連作など100点余りによりその幅広い仕事を紹介します。(会期中展示替えの予定)

開催概要EVENT DETAILS

会期 2021年8月21日(土)~2021年11月28日(日)
会場 菊池寛実記念 智美術館 Google Map
住所 東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
時間 11:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日 
9月21日(火)
※ただし9月20日は開館
観覧料 一般 1,100円
大学生 800円
小中高生 500円
TEL03-5733-5131(代表)
URLhttps://www.musee-tomo.or.jp/

菊池寛実記念 智美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

菊池寛実記念 智美術館 菊池寛実記念 智美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

土から生まれたもの

天井が高い鍾乳洞か地中のようなな空間。そこに置かれた作品は、中里隆が数十年間に、唐津で、種子島で、米国のあちらこちらで、欧州のあちらこちらで作り出してきたものであり、そのような時間と空間の広がりを見事に凝縮した展示である。陶芸がそれぞれの土地の土から生まれるものだということを改めて知らされるとともに、それぞれの土地の土を生かすこの作家は、なんと自然で自由なのだろうと思わせる。そして今は息子と孫とともにその創作が続けられている様子が伝えられる。

THANKS!をクリックしたユーザー
Audreyさん

5.0

もういちど行ってみたい美術館

中里隆先生ありがとう!
こちらの美術館に出会わさせて頂いて
鑑賞レポートに書いた様にとても素晴らしい場所です。
何回通っても良い美術館でした。

5.0

素敵な美術館でゆっくり鑑賞

初めての美術館でしたが、落ち着いた雰囲気で展示を堪能出来ました。
作品も素晴らしく、見応えもあり、使ってみたい器がたくさんありました。
大きな壺は迫力もあり、可愛らしくもあり、感動しました。
また、訪れたい美術館です。

THANKS!をクリックしたユーザー
tontonkyさん

REPORT

作品のみならずロケ-ションも楽しんでいただきたい

菊池寛実記念 智美術館には、初めて訪問させていただきました。

恥ずかしながら、この美術館の存在さえも知りませんでした。

HP最初に謳っている通り、「非日常の空間で作品に出会う」
というのがピッタリ美術館です。

「自分は本…readmore

THANKS!をクリックしたユーザー
Audreyさん、シンディさん
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  • THANKS2
  • BY tontonky

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出展作品・関連画像IMAGES

中里隆 「種子島擂鉢」、1971 年(個人蔵) (撮影: 尾見重治、大塚敏幸)

中里隆 「緑釉提瓶」、2008 年頃(個人蔵) (撮影: 尾見重治、大塚敏幸)

中里隆 「三島唐津皿」、2009 年頃(個人蔵) (撮影: 尾見重治、大塚敏幸)

中里隆 「焼き〆叩き大壺」、2017 年(個人蔵) (撮影: 水崎浩志)

有元利夫 「無題」、1982 年(三番町小川美術館蔵) (撮影: 尾見重治、大塚敏幸)

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