隈研吾展
新しい公共性をつくるためのネコの5原則

東京国立近代美術館

  • 開催期間:2021年6月18日(金)~2021年9月26日(日)
  • クリップ数:50 件
  • 感想・評価:8 件
隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則 東京国立近代美術館-1
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アオーレ長岡 2012 ©by FUJITSUKA Mitsumasa
オドゥンパザル近代美術館(トルコ) 2019 ©Erieta Attali
雲の上の図書館 / YURURIゆすはら 2018
©Kawasumi・Kobayashi Kenji Photograph Office
La Kagu 2014 ©SS Co., Ltd.
瀧本幹也 (梼原のインスタレーションのためのプラン) 2020 ©Mikiya Takimoto
高輪ゲートウェイ駅 2020 ©東日本旅客鉄道株式会社
隈研吾×Takram 東京計画2020:ネコちゃん建築の5656原則 2020 
©Kengo Kuma and Associates ©Takram
隈研吾×Takram 東京計画2020:ネコちゃん建築の5656原則 2020 
©Kengo Kuma and Associates ©Takram
Photo © J.C. Carbonne
展示風景(高知県立美術館) 撮影:中島健蔵
展示風景(長崎県美術館)
展示風景(長崎県美術館)
隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則 東京国立近代美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

米TIME誌にて「2019年世界で訪れるべき最も素晴らしい場所100選」に選ばれた《V&Aダンディー》や《国立競技場》の設計に参画するなど、現代日本を代表する建築家のひとりである隈研吾(1954-)。

本展では、世界各国に点在する隈作品の中から公共性の高い68件の建築を、隈が考える5原則「孔」「粒子」「斜め」「やわらかい」「時間」に分類し、建築模型や写真やモックアップ(部分の原寸模型)などにより紹介。その他、映像作品、前庭に展示されるトレーラーハウスを合わせ、合計74件で隈の世界を紹介します。

章解説や作品解説はすべて隈本人によるもの。また、瀧本幹也や藤井光など第一線で活躍するアーティストによる映像作品で隈建築をさまざまな観点から見ていただく空間のほか、360度VRなどの体感要素、さらに、ネコの視点から都市での生活を見直すリサーチプロジェクト《東京計画2020(ニャンニャン) ネコちゃん建築の5656(ゴロゴロ)原則》(Takramとの協働)も発表します。コロナ禍というきわめて難しい時代の中で開催される本展が、新しい公共性や未来の都市のあり方について考える機会となれば幸いです。

◆隈研吾 プロフィール
1954年生。東京大学建築学科大学院修了。コロンビア大学客員研究員を経て、1990年隈研吾建築都市設計事務所設立。2009年より2020年3月まで東京大学教授。現在、東京大学特別教授・名誉教授。1964年東京オリンピック時に見た丹下健三の国立屋内総合競技場に衝撃を受け、幼少期より建築家を志す。その土地の環境、文化に溶け込む建築を目指し、ヒューマンスケールのやさしく、やわらかなデザインを提案。また、コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を通じて、工業化社会の後の建築のあり方を追求している。これまで20か国を超す国々で建築を設計し、日本建築学会賞、毎日芸術賞、芸術選奨文部科学大臣賞、国際木の建築賞(フィンランド)、国際石の建築賞(イタリア)等、受賞多数。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2021年6月18日(金)~2021年9月26日(日)
会場 東京国立近代美術館 Google Map
住所 東京都千代田区北の丸公園3-1
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
  • 金曜日・土曜日 10:00~21:00
    (最終入場時間 20:30)
休館日 月曜日 
8月10日(火)、9月21日(火)
※7月26日、8月2日、9日、30日、9月20日は開館
観覧料 一般 1,300(1,100円)
大学生 800(500円)
  • ※高校生以下および18歳未満、障害者手帳をご提示の方とその付添者(1名)は無料
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※同時開催 所蔵作品展「MOMAT コレクション・スペシャル」、コレクションによる小企画「デイヴィッド・スミス《サークルIV》を中心に(仮称)」(会期:5月25日~9月26日)入館当日に限り本展の観覧料で観覧できます
TELハローダイヤル 050-5541-8600
URLhttps://kumakengo2020.jp/

東京国立近代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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巡回展TRAVELING EXHIBITION

隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則 巡回情報
※巡回先は、全情報が載っていない場合もございます。最新の巡回先一覧は、展覧会公式サイトなどでご確認いただけますよう、お願いいたします。
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

ひとりの建築家の大展示

よく名前を耳にする建築家の隈研吾さんだけれど、どのような建築を生み出しているかまではまったく存じ上げず…そんな状態で展示に足を運んだが、さすが人気者。多くの人が訪れていた。
知っているよりも国内、国外ともに作品が多くある。

建築物としては、有機。
偉大な自然に感服しながら、その地域に根差し、一体化するような、できるだけ自然で、地域の人たちにも受け入れられるものを目指している印象。

東日本大震災後のインタビューを見て、やはり、目を引いたものや、評価されている人や物には、自ら触れていくものだなと。
まだまだ自分にとって理解の難しい芸術の世界は、奥深いなと実感。

5.0

地消地産

『地消地産』という言葉を耳にしてから暫く経つが、隈研吾の建造物は、正しく『素材を生かし、継承する』ことに特化した作品であった。日本文化の折り紙からヒントを得たという作品もあり、改めて自国、日本の文化を見直す機会になった。オリンピックで様々な国を知りながら、自国を見つめ直すのに、よい場となるだろう。

1.0

模型と小さな写真と簡単な説明のみ

学生の卒業発表レベルで、有料レベルではなく非常に残念だった。
どうしてこの建築に至ったのかの解説が少ない。
展示室が暗くて写真もよく見えない。
国立新美術館での安藤忠雄展や森美術館での日本の建築展と比べると雲泥の差。
乃木坂にあるTOTO間の無料展示の方が内容的に面白い。
高知県梼原まで足を運んだ身としてはとにかく残念。
別スペースの半野良猫にGPSをつけるTakramとの共同プロジェクトは無料であるが面白かった。
常設展示の奈良美智さんの作品は圧巻であったのが救い。

5.0

建築の楽しみ方展

模型には展覧会の名前にもある猫が隠れていて、猫を探そうとする目的がいつの間にやら色々な角度から模型を楽しむ目的へと様変わり……
今まで、私は建築展に行っても展示品の模型を下から覗き込んだり、窓の中を覗き込むようなことはしなかったので様々な角度から見る模型の楽しさがありました。

建築展は模型だけという印象を覆す、どこか楽しいこの展示。
前述した猫だけでなく、展示の仕方や照明など随所に遊び心が散りばめられています。
撮影禁止のパネルには隈研吾さんが大切にしていることが書かれており、文章をも素敵なのかと少し驚かされました。
こちらは、後で読み返したいという気持ちもありついつい図録を購入。
図録には、その日展示されていた模型の実際の写真や場所も記載されており、いずれは国内あらゆる場所にある隈研吾さんの建築を見に行ってみたいと思ってしまいます。

静かな一室で流れる映像は隈研吾さんの視界を切り取ったように、どこか日常的なのに目を奪われるものでした。

模型以外にも楽しみが見出せる、素敵な展覧会です。

3.0

設計図面やスケッチもあれば

模型や実物の写真は素晴らしく(模型の中の猫を探すのが楽しい)、グローバルな活躍ぶりに圧倒されました。

模型のほとんどが写真撮影OKでしたが、解説のパネルが写真撮影できず、何を撮影したのか絶対忘れる自信が・・・・

完成物を中心にした展示だったのですが、構想段階のデザインがや設計図も見たかったなーと思います。

360度VRの映像は、自分がそこにいるようでした。

常設展も、充実してます。
大観の生々流転、東山魁夷、藤田嗣治など。特に小原古邨の版画は素晴らしかったです。こちらもぜひ。

3.0

猫の視点

第1会場では、隈研吾の建築を隈さんが考える5原則のテーマごとに分けて展示してあります。第2会場では、猫の視点で生活してみるとどうなるのか?という発想でつくられたCGがとても新鮮で面白かったです。第1会場で知る隈研吾の建築の5原則は、第2会場の猫の視点と繋がっているのが解ります。隈研吾の建築を映像化した瀧本幹也さんなど作品も素晴らしかったです。

5.0

最初に南青山のパイナップルケーキ屋さんの建物の前で衝撃を

隈研吾展の広告を見て、行きたくて行きたくて、更にはアートアジェンダのチケットプレゼントを目にして、ダメ元で応募させていただきました。

見事当選。

日曜日、主人と2人で行かせていただきました。

南青山のパイナップルケーキのお店前で何なんだこれは?としばらく動けなくなり、台湾のパイナップルケーキを思わず買って帰った事がありました。
国立競技場の建築から隈研吾先生を知り、地元の豊島区役所、主人の勤め先の神楽坂ショピングセンター、、、
こんなにも身近に隈研吾先生の作品と出会っていたことを知りました。

どの建物も木の温かみが感じられる
やさしい曲線、植物との調和、日本の宮大工の様な木組み、この形はどこから考えつくのだろう、創造過程はきっと楽しいだろうなぁと感動させて頂きました。

最後の展示であった、猫の行動。
猫好きの私も、そうそう猫ってこうなの、と楽しくなり、神楽坂の道を本当にあるのか歩いてみたくなりました。

THANKS!をクリックしたユーザー
jireejjojoさん

5.0

隈研吾展の感想

地元にも隈研吾さんデザインの建物があります。全国の、また世界での設計建物を見て、強い信念をお持ちで、融合をとても大切にしてらっしゃると改めて思いました。ねこがとてもお好きなことを初めて知りました。私も小さい頃からねこが好きで、猫のような気ままで寝てばっかりの生活に憧れていたものです。今では猫にも猫の苦労があるとは思いますが…。隈研吾展は、脳にとても刺激を受けながら楽しく見させていただきました。

THANKS!をクリックしたユーザー
pokopekoさん

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出展作品・関連画像IMAGES

アオーレ長岡 2012 ©by FUJITSUKA Mitsumasa

オドゥンパザル近代美術館(トルコ) 2019 ©Erieta Attali

雲の上の図書館 / YURURIゆすはら 2018
©Kawasumi・Kobayashi Kenji Photograph Office

La Kagu 2014 ©SS Co., Ltd.

瀧本幹也 (梼原のインスタレーションのためのプラン) 2020 ©Mikiya Takimoto

高輪ゲートウェイ駅 2020 ©東日本旅客鉄道株式会社

隈研吾×Takram 東京計画2020:ネコちゃん建築の5656原則 2020 
©Kengo Kuma and Associates ©Takram

隈研吾×Takram 東京計画2020:ネコちゃん建築の5656原則 2020 
©Kengo Kuma and Associates ©Takram

Photo © J.C. Carbonne

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