窓展:窓をめぐるアートと建築の旅

東京国立近代美術館

  • 開催期間:2019年11月1日(金)~2020年2月2日(日)
  • クリップ数:36 件
  • 感想・評価:7 件
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アンリ・マティス 《待つ》 1921-22年 油彩・キャンバス 61×50cm 愛知県美術館
ヴォルフガング・ティルマンス 《tree filling window》 2002年 タイプ C プリント 61×51cm ワコウ・ワークス・オブ・アート
ジェームズ・スターリング/マイケル・ウィルフォード《ベルリン科学センター》(ドイツ、ベルリン)
窓詳細図 1979-87年 色鉛筆、ペンとインクによる銘文・静電複写用紙 29.7 x 21 cm カナダ建築センター
© CCA James Stirling/Michael Wilford fonds Collection Centre Canadien d'Architecture/ Canadian Centre for Architecture, Montréal
ピーター・アイゼンマン 《住宅第4号》(コネチカット州フォールズ・ビレッジ)アクソノメトリック図
1970-71年頃 インク・紙 61 x 61 cm カナダ建築センター
© CCA Peter Eisenman fonds Collection Centre Canadien d'Architecture/ Canadian Centre for Architecture, Montréal
ピエール・ボナール 《静物、開いた窓、トルーヴィル》 1934年頃 油彩・キャンバス 98×60㎝ アサヒビール大山崎山荘美術館
岸田劉生 《麗子肖像(麗子五歳之像)》 1918年 油彩・キャンバス 45.3×38cm 東京国立近代美術館
パウル・クレー 《花ひらく木をめぐる抽象》 1925年 油彩・厚紙 39.3×39.1cm 東京国立近代美術館
奈良原一高 《〈王国〉より 沈黙の園 6》 1958年 ゼラチン・シルバー・プリント 47.6×31.4cm 東京国立近代美術館 © IKKO NARAHARA
西京人(小沢剛、チェン・シャオション、ギムホンソック) 《第3章:ようこそ西京に―西京入国管理局》 2012年 金沢21世紀美術館での展示風景(2016年) ミクストメディア 作家蔵 Courtesy of the Artist 撮影:木奥惠三
ナム・ジュン・パイクとジョン・ゴドフリー 《グローバル・グルーヴ》 1973年 ヴィデオ 28 分 30 秒 東京国立近代美術館
© Electronic Arts Intermix(EAI), New York
ローマン・シグネール 《よろい戸》 2012年 木造構造物、3台の扇風機 280×280×240cm 作家蔵
© Roman Signer Photo: Michael Bodenmann
ズビグニエフ・リプチンスキ 《タンゴ》 1980年 ヴィデオ(35mm フィルムより変換) 8 分 10 秒 ズビグ・ビジョン © Zbig Vision
ゲルハルト・リヒター 《8枚のガラス》 2012年 ガラス、スチール構造物 230×160×378cm
ワコウ・ワークス・オブ・アート © Gerhard Richter, courtesy of WAKO WORKS OF ART Photo: Tomoki Imai
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

わたしたちのくらしにとって窓はほんとうに身近なもの。それは光や風を室内に取り入れながら、寒さや暑さからわたしたちを守ってくれます。また、室内にいるわたしたちに外の世界の新鮮な眺めをもたらしてくれます。

東京国立近代美術館と「窓学」を主宰する一般財団法人 窓研究所がタッグを組んで行われるこの展覧会では、アンリ・マティスの絵画からカッティングエッジな現代美術、また美術の枠を飛び出して世界の窓の歴史まで、さまざまな切り口で窓について紹介します。

美術家たちが愛し、描いた窓辺の情景や、日常生活に活かせる窓の知識などが、ジャンルを横断して会場に並びます。

展示室を後にしたとき、いつもの窓がちょっと違って見える―― そんな機会になればと願っています。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2019年11月1日(金)~2020年2月2日(日)
会場 東京国立近代美術館 Google Map
展示室東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
住所 東京都千代田区北の丸公園3-1
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
  • ※金、土曜日は20:00まで(最終入場時間 19:30)
休館日 月曜日 
11月5日(火)、
年末年始 12月28日(土)-2020年1月1日(水・祝)
1月14日(火)
※ただし11月4日、1月13日は開館
観覧料 一般 1,200円(900円)
大学生 700円(500円)
  • ※高校生以下および18歳未満、障害者手帳を提示の方とその付添者(1名)は無料
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※無料観覧日:11月3日(日・祝)文化の日
TEL03-5777-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://www.momat.go.jp/am/exhibition/windows/

東京国立近代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

東京国立近代美術館 東京国立近代美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

バラエティにとんでいました

近代美術館自体初めて訪れました
建物も谷口吉郎でイサムノグチの赤い門が目立っていて入る前からワクワクさせる感じでした
窓をテーマという今までにないユニークさ
展示も古典から現代まで幅広いものでした
全部見終わると意外にも時間がたっていてびっくり
期待以上に面白かったです

4.0

学芸員さんのtwitter も要チェック!

1月25日14時30分頃到着。

チケット売り場に15人ほど並んでいるのを見て、
えっ?混んでる?とまず失礼な印象を持つ。
会場入り口にも次々と若い方が。

それにしても「窓展」って、
タイトルにやられた。何かそそられる。
「窓」の絵画展を期待していたが、違った。

現代アートは苦手だが、
展覧会を企画された学芸員の方の、
ギャラリートークが聞けたので助かった。

窓に関する作品はたくさんあるので、
作品選定が大変だったし、
どうしてこれが窓?と言われることもあるが、
近現代美術の流れが勉強できる展示であると、
話されていた。

そのひとつ、
ゲルハルト·リヒター の「8枚のガラス」、
ガラスのオブジェとしか思えなかったが、
傾けたガラスに映る人物や景色から、
新しい画題を得るための作品であると知った。

他にも、東京国立近代美術館の広報のツイッターで、
かわいいイラスト入りで解説されている。


THANKS!をクリックしたユーザー
Audreyさん

5.0

窓からの景色は広い……

「窓学」を主宰する一般財団法人 窓研究所とタッグを組んでの展覧会。14章に分けて窓を基軸に様々な作品を紹介。
窓に関しての作品は好きなので楽しみにしていた。想像よりも広い窓だった。
あーなるほどもあるけど、おいおいこれもか?もあった。でも、総じて知的好奇心は満たされるので良し ♪ しかし、ロスコは作品は良かったけど、どこにでも引用されるのはいかがなものか……w。
外国人率高し。お行儀良くてとても好感。

5.0

1200円でここまで楽しめるの!?

気温11度のちょっと雲がかかる日の10時過ぎに訪問。展示会場はまだ人がまばらで全ての作品をじっくり鑑賞することができました。

また今回殆ど全ての作品が写真OKで、かといって写真に収めている人もおらず全体的に静かでした。

なのでボナールやマティス、クレーやドアノーの作品を間近で独占してみることができ、それだけでも贅沢なのに作品数が結構多い‼︎会場内14の章立てで進むのですが写真、絵画のみならず立体作品もあります。途中パフォーマンスをしないと入れないブースもあり、中年女性はぎょっとしていました。

「窓」ひとつとっても作者ひとりひとりの哲学があるわけで、わかる、わからないは別として、世界中の作家の作品を通して「窓」のもつ不思議な魅力に取り憑かれました。

大掃除も近いことだし、家に帰って雨跡甚だしいうちの窓を掃除してみようと思いました。

THANKS!をクリックしたユーザー
Audreyさん

4.0

「窓」の内と外から

ほぼマティスのメインビジュアルのみの知識で訪れた展覧会。
蓋を開けてみると近現代絵画、写真、立体から映像作品までバラエティに富んだ窓の世界。
中でもナムジュンパイクの作品は最近は機材の関係で見られない事が多いので必見。
個人的にはホンマタカシとリヒターの作品が良かったです。
余談ですが…昨今写真撮影が可能な展覧会が多く、本展も例外ではなかったのですが、皆さん作品に見入っていてシャッター音が全く聞こえて来ず心静かに鑑賞できました。

3.0

いろいろな分野

平日の昼頃訪問。場所柄か、展示内容なのか、外国の方が目立ちました。「窓」をテーマに絵画や映像、工芸など、様々なジャンルの作品が展示されています。絵画はマチス、ボナールや、岸田劉生がありましたが、少なめです。どちらかというと近代芸術の、オブジェっぽいものが多かったです。絵だけを目的に行くとちょっと期待外れかもしれませんが、他の映像作品等も変わっていて、おもしろい展示でした。

THANKS!をクリックしたユーザー
lotus8さん

2.0

現代アートが多めです

マティスやロスコなどの他館所蔵の油絵もありましたが映像やオブジェの現代アートが目立つ企画でした。
そちらの分野が苦手な方にはおすすめできません。

逆に、このような展示では見所を説明してもらえるスタッフを置いて頂いたり、積極的にインスタ映えする写真を撮ってくれたり、にぎやかで面白い企画があっても楽しく解り安いのでは?と感じました。できる事なら、静かな展示ばかりでは無く、大人向けの楽しい企画を待ってます。

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© CCA James Stirling/Michael Wilford fonds Collection Centre Canadien d'Architecture/ Canadian Centre for Architecture, Montréal

ピーター・アイゼンマン 《住宅第4号》(コネチカット州フォールズ・ビレッジ)アクソノメトリック図
1970-71年頃 インク・紙 61 x 61 cm カナダ建築センター
© CCA Peter Eisenman fonds Collection Centre Canadien d'Architecture/ Canadian Centre for Architecture, Montréal

ピエール・ボナール 《静物、開いた窓、トルーヴィル》 1934年頃 油彩・キャンバス 98×60㎝ アサヒビール大山崎山荘美術館

岸田劉生 《麗子肖像(麗子五歳之像)》 1918年 油彩・キャンバス 45.3×38cm 東京国立近代美術館

パウル・クレー 《花ひらく木をめぐる抽象》 1925年 油彩・厚紙 39.3×39.1cm 東京国立近代美術館

奈良原一高 《〈王国〉より 沈黙の園 6》 1958年 ゼラチン・シルバー・プリント 47.6×31.4cm 東京国立近代美術館 © IKKO NARAHARA

西京人(小沢剛、チェン・シャオション、ギムホンソック) 《第3章:ようこそ西京に―西京入国管理局》 2012年 金沢21世紀美術館での展示風景(2016年) ミクストメディア 作家蔵 Courtesy of the Artist 撮影:木奥惠三

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