美ら島からの染と織 ─色と文様のマジック

渋谷区立松濤美術館

  • 開催期間:2019年8月10日(土)~2019年9月23日(月・祝)
  • クリップ数:10 件
  • 感想・評価:5 件
美ら島からの染と織 ─色と文様のマジック  渋谷区立松濤美術館-1
美ら島からの染と織 ─色と文様のマジック  渋谷区立松濤美術館-2
美ら島からの染と織 ─色と文様のマジック  渋谷区立松濤美術館-3
美ら島からの染と織 ─色と文様のマジック  渋谷区立松濤美術館-4
美ら島からの染と織 ─色と文様のマジック  渋谷区立松濤美術館-5
《白地霞枝垂桜燕文様紅型苧麻衣裳》(国宝) 18-19世紀 那覇市歴史博物館 8/10-25展示
《黄色地鳳凰蝙蝠宝尽青海立波文様紅型綾袷衣裳》(国宝) 18-19世紀 那覇市歴史博物館蔵 8/27-9/8展示
《御絵図帳》(国宝)18-19世紀 那覇市歴史博物館 ※場面替え有
城間榮喜作《縮緬灰色地雲鳳凰に松藤水辺鳥文様衣裳》1955年頃 沖縄県立博物館・美術館 8/10-25 展示
《桃色地経緯絣苧麻衣裳》 18-19世紀 那覇市歴史博物館 8/10-25展示
美ら島からの染と織 ─色と文様のマジック  渋谷区立松濤美術館-1
美ら島からの染と織 ─色と文様のマジック  渋谷区立松濤美術館-1
美ら島からの染と織 ─色と文様のマジック  渋谷区立松濤美術館-1
美ら島からの染と織 ─色と文様のマジック  渋谷区立松濤美術館-1
美ら島からの染と織 ─色と文様のマジック  渋谷区立松濤美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

沖縄は明治時代以前には琉球王国として栄え、そこでは独自の染織文化が花開きました。

本展では、紅型をはじめとする、最高の質を誇る国宝の琉球国王尚家伝来の染織品を中心に、芭蕉布、上布などの優品を展示し、同地で発達した高度な染織文化を紹介します。

また紅型の道具や文様見本帖などによってその技法の一端にふれ、染織文化への理解を深めていただきます。

そして、今日までこうした技術が伝承されてきていることをふまえ、人間国宝の作家らによる現代の最高峰の諸作品により、沖縄の染織の現状もあわせて展覧します。

本展覧会は、沖縄県立博物館・美術館、一般財団法人沖縄美ら島財団および那覇市歴史博物館の全面的なご協力とそのコレクションにより構成します。

通常の展覧会では国内各所からの出品が多いなか、本展覧会の出品はすべて制作地に直接由来する沖縄からのものであり、この点が大きな特色となります。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2019年8月10日(土)~2019年9月23日(月・祝)
  • ※会期中展示替えがあります
    A期 8/10~25、B期 8/27~9/8、C期 9/10~23
会場 渋谷区立松濤美術館 Google Map
住所 東京都渋谷区松濤2-14-14
時間 10:00~18:00
  • ※毎週金曜日は20:00まで
    (最終入館はいずれも閉館30分前まで)
休館日 月曜日 
8月13日(火)、9月17日(火)
※ただし、8月12日、9月16日、23日は開館
観覧料 一般 500円(400円)
大学生 400円(320円)
高校生・60歳以上 250円(200円)
小中学生 100円(80円)
  • ※( )内は団体10名以上及び渋谷区民の入館料
    ※土・日曜日、祝休日及び夏休み期間は小中学生無料
    ※毎週金曜日は渋谷区民無料
    ※障がい者及び付添の方1名は無料
TEL03-3465-9421
URLhttps://shoto-museum.jp

渋谷区立松濤美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

渋谷区立松濤美術館 渋谷区立松濤美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

素晴らしかったです。

終わってしまった展覧会への感想ですみません。松濤さんは何時も良い展覧会をされますね。会期末ぎりぎりで伺いましたが、もっと近ければ、ABCの各展示替え三回とも見たかったです。ビデオもとても素晴らしかったです。本当に大変な作業なのだなと、つくづく感心頻りでした。失われた技術の復元というのも、ものすごく大変なことなのだろうと思います。こうした素晴らしい技術がきちんと守り受け継がれていくために、何も出来ませんがせめて、「染織の美18巻~沖縄の織物」を買いました。

5.0

染織で三時間も見たのは初めて

 こちらやmixiでの評判が良かったので何とか時間を作って行ってきました❗
金曜日の昼の3時頃に入ったのに、展示をみてビデオをみて帰ろうとしたときに時計を見たら6時になっていたのでびっくりしました。地下の展示室の紅型や絣はサントリー美術館のものよりも何故か吸い込まれるように見やすくて、格子柄の絣は現代のテキスタイルと間違えそうでした。繊維になる原料をパネルで示していて、ここで初めて生糸と紬の違いを知りました。2階の芭蕉布のビデオを見るとその製作の大変さが実感としてよくわかり、展示室の大胆な模様の風呂敷と人間国宝の方の細かい染めや織の対照的な展示も面白く、初めて染織品の良さをじっくり味わえました。

5.0

前期も行くべきでした(残念・・・)

美しい紅型染めがたくさんあり、本当にはっとするほどに美しい!!
サントリーでやっていた展覧会よりも多くの衣装が並んでおり、とても楽しめます。尚家の御絵図帖もあり、そのデザインの素敵さに見とれました。素晴らしかった!!!
染の技術作品のみでなく、独特の織の不思議な模様の浮き出し方やとてもシンプルに見えるのにじつはとても難しい技術でおられている模様や、
原料となる糸の繊維の取り出し方など、初めて知ることばかりで面白かったです。
各展示期間で展示替えがあり、前期を逃したことがとっても悔やまれます。。。残念。第3期も再訪しようと思います!!

THANKS!をクリックしたユーザー
Kimusan5057さん

4.0

ワンコインで楽しめます。

国宝染織を含めた涼やか軽やか美麗な出品作が多く素敵な展覧会です。
展示スペースが少ないので会期が細かく網羅したい場合は図録1500円も良いかもしれません。
失礼ながら松濤美術館はワンコイン展覧会が魅力的な印象です。

4.0

伝統の技

初日に訪問。夏の日差しがきつい日でした。展示替えがあるということでしたが、国宝である衣裳ほか4点を見ることが出来ました。芭蕉布にはその製法や衣裳のできばえに感嘆しました。紅型によるものは色鮮やかで、またその手法の手間などを考えるととてつもない時間と労力だと感心しました。すべてが沖縄から取り寄せた展示ですので、滅多に見ることが出来ないものばかりです。館内もおしゃれな造りで落ち着いた時間が過ごせます。ぜひ琉球の染色文化をご蘭になってください。

あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する

より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿は、
こちらから。ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する

周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都渋谷区で開催中の展覧会

出展作品・関連画像IMAGES

《白地霞枝垂桜燕文様紅型苧麻衣裳》(国宝) 18-19世紀 那覇市歴史博物館 8/10-25展示

《黄色地鳳凰蝙蝠宝尽青海立波文様紅型綾袷衣裳》(国宝) 18-19世紀 那覇市歴史博物館蔵 8/27-9/8展示

《御絵図帳》(国宝)18-19世紀 那覇市歴史博物館 ※場面替え有

城間榮喜作《縮緬灰色地雲鳳凰に松藤水辺鳥文様衣裳》1955年頃 沖縄県立博物館・美術館 8/10-25 展示

《桃色地経緯絣苧麻衣裳》 18-19世紀 那覇市歴史博物館 8/10-25展示

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

※あなたの美術館鑑賞をアートアジェンダがサポートいたします。
詳しくはこちら

CLOSE

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

ログインせずに「いいね(THANKS!)」する場合は こちら

CLOSE


がマイページにクリップされました

CLOSE マイページクリップ一覧を見る


がお気に入りに登録されました

CLOSE マイページお気に入り一覧を見る


を訪問済みに移動しました

CLOSE マイページ訪問済みイベントを見る

CLOSE

name

参考になりました!をクリックしたユーザー 一覧
CLOSE