3.0
食わず嫌いはいけません
備前焼って、ねえ、なんかねえ、地味でねえ、土っぽくてねえ、好きな人は好きかもしれないけど・・・
と思いつつ、偶然の無料開放日に出かけてみましたら、わあ、こういうのも今の備前焼にはあるのかあ。
もちろん、過去の伝統的な作品もありますが、最近の新しい備前のほうに感銘を受けました。思い込みはいけません。食わず嫌いはだめだなあ。
そんな思いをした展覧会でした。
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備前焼は、釉薬を施さず土と炎の造形から生まれるシンプルで原始的なやきものとして、古くから日本人に愛されてきました。
「窯変(ようへん)」「緋襷(ひだすき)」「牡丹餅(ぼたもち)」「胡麻(ごま)」「桟切(さんぎり)」など、薪窯による焼成で生まれた景色は他のやきものにはないみどころです。
本展では桃山時代に茶人・数寄者によって見立てられた古備前の名品から、その古備前に魅せられ作陶に取り組んできた近代の作家、さらに先達から受け継いだ技術を生かして現代の備前を確立しようとする若手の作品まで、重要無形文化財保持者の作品も交えて、幅広くご紹介。シンプルでありながら、多彩な表現を生む備前の魅力を探ります。
会期 |
2019年2月22日(金)~2019年5月6日(月・振)
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会場 |
国立工芸館
![]() |
住所 | 石川県金沢市出羽町3-2 |
時間 | 9:30~17:30 (最終入場時間 17:00) |
休館日 |
月曜日 ※3月25日、4月1日、4月29日、5月6日は開館 |
観覧料 | 一般 900円(600円) 大学生 500円(350円) 高校生 300円(200円)
|
TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | http://www.momat.go.jp/cg/exhibition/thebizen2019/ |
◆ デモンストレーション
・4月14日(日)
隠﨑隆一氏(出品作家)
◆ アーティストトーク
3月31日(日)金重晃介氏(出品作家)
4月28日(日)伊勢﨑晃一朗氏(出品作家)
◆ ギャラリートーク
3月3日(日)、3月17日(日)
唐澤昌宏(東京国立近代美術館工芸課長)
◆ 会期中水・土曜日タッチ&トーク 14:00~15:00
工芸館ガイドスタッフによる鑑賞プログラム。
作品を実際にさわりながら鑑賞できるさわってみようコーナーと会場トークの2部構成で、さまざまな角度から展覧会の見どころを紹介します。
申込不要・参加無料(要当日観覧券)
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備前焼って、ねえ、なんかねえ、地味でねえ、土っぽくてねえ、好きな人は好きかもしれないけど・・・
と思いつつ、偶然の無料開放日に出かけてみましたら、わあ、こういうのも今の備前焼にはあるのかあ。
もちろん、過去の伝統的な作品もありますが、最近の新しい備前のほうに感銘を受けました。思い込みはいけません。食わず嫌いはだめだなあ。
そんな思いをした展覧会でした。
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会期始まったばかり、無料でしたがそこそこの入りで、見辛くはありませんでした。
最近陶芸が面白く、恰好良いフォルムの作品を見掛けてはニヤニヤしています。
現代作家の作品も面白かったです。
身銭を切っていないので無星としますが良い展示だと思います。
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