4.0
トルコ文化を堪能!
地下鉄でこの展示のポスターを見て興味が湧き知人と行きました。
陶器、服飾、カーペット、生活用品が緻密な細工と宝石などを使った豪華で、オスマン帝国の底力を感じます。ただ、短剣と玉座用吊るしがポスターで見たより宝石の輝きが無かった様に思いました。広告と実物の差があったので、メインは展示方法を考えて欲しいかな。とは言え、あの大きいエメラルドは間違いなく凄いです。そして気品のチューリップは素敵でした。
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アジアとヨーロッパにまたがる交易の要地・トルコは、多様な文化を受容・融合し、比類ない美を育んできました。
本展では、イスタンブルのトプカプ宮殿博物館が所蔵する貴重な宝飾品、美術工芸品をとおして、花々、とりわけチューリップを愛でた宮殿の生活、オスマン帝国の美意識や文化、芸術観を紹介します。
また、オスマン帝国のスルタンと日本の皇室の交流を示す品々のほか、明治期の日本美術品を里帰りさせるなど、両国の友好関係にも光をあてます。
アジアの東と西の端に位置する両国民が時代の節目となる年に交流のすそ野を広げ、友好を未来につなげることを願って開催するのが今回の展覧会です。
約170点の作品を通して、トルコの歴史、文化、美を愛でる国民性をより深く理解する機会となれば幸いです。
会期 |
2019年3月20日(水)~2019年5月20日(月)
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会場 |
国立新美術館
![]() |
展示室 | 国立新美術館 企画展示室2E |
住所 | 東京都港区六本木7-22-2 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
休館日 |
火曜日 ※ただし4月30日(火)は開館 |
観覧料 | 一般 1,600円(1,400円) 大学生 1,200円(1,000円) 高校生 800円(600円)
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TEL | 03-5777-8600(ハローダイヤル) |
URL | https://turkey2019.exhn.jp/ |
4.0
地下鉄でこの展示のポスターを見て興味が湧き知人と行きました。
陶器、服飾、カーペット、生活用品が緻密な細工と宝石などを使った豪華で、オスマン帝国の底力を感じます。ただ、短剣と玉座用吊るしがポスターで見たより宝石の輝きが無かった様に思いました。広告と実物の差があったので、メインは展示方法を考えて欲しいかな。とは言え、あの大きいエメラルドは間違いなく凄いです。そして気品のチューリップは素敵でした。
4.0
豪華絢爛な装飾具は迫力満点。オスマン帝国の栄華を感じられます。
個人的には、戦士の兜についてる前立てがスプーンとして使われていたことが一番の驚きでした笑。
陶器や服飾にいたるまでとにかくチューリップ。チューリップがいかに神や国家の象徴たるか、スルタンが込めた思いを感じ取ることができました。尖った品種が好まれ、品種改良も盛んだったようで、今はもうないチューリップもたくさんあるんだとか。見てみたかったなぁ。
お土産コーナーのチャイグラスが可愛くて買ってしまいました。いつかトルコで本物のチャイを飲みたいです。
5.0
トルコ至宝展に行って参りました!
終了間近ということもあってか、すごい人の数で賑わってました。
館内はチューリップを中心とした花や月の凝った装飾や、宝石をふんだんに使用した品々が展示してあり、兜や剣は勿論の事、ハサミケースまでもが豪華です。さすが栄華を誇っていたオスマン帝国、この絢爛さよ。
そして後半は日本がオスマン帝国に献上した品々が拝めて、興味深かったです。トルコ旅行したい・・・。
5.0
ゴールデンウィーク中の昼過ぎ、一部を除きストレス無く観る事が出来ました。
大きな大きなエメラルドや様々な細かな装飾、模様にうっとりします。
かと思えば、スルタンの天幕などはとても大きく、これが使われる場面を想像して
楽しんだり、映像も観たりで、ゆっくりトルコの文化を堪能出来ました。
3.0
先月24日に行ってきました。木村文乃さんのイヤホンガイドはトルコのスルタンの好物のはなしやイスラム教が偶像崇拝を禁じたため写本のなかの絵画が栄えた等解説が詳しくて痒いところに手が届くといった感じでぴか一でした。黄金や宝石をちりばめた水筒や剣、バラ水を入れる水瓶等見応えはあるし、作りがトルコの美術館のようで面白いんですが、チューリップ柄の衣装やカーペット等繰り返されると飽きが来てしまいそうな感じもあり、最後の日本との関わりのコーナーでまた興味を取り戻しました。
図録が小さくて、バラ水を入れる水瓶等写真はもっと綺麗に撮れるだろうにと思ったのが残念でこれを買う代わりに、山田寅次郎さんの関連の本を買ってきましたが図録より高くてびっくりでした。
5.0
オスマン帝国の繁栄の象徴として、なぜチューリップと三日月が欠かせないのか今回の展示会で理解できました。
アラビア語の言葉合わせだったとは…
スルタンと一族のための宝石や金銀絹をふんだんに使用した絢爛豪華な手仕事の数々。途方もないお金と時間と労力。
トプカプ宮殿の緻密で色彩豊かなな造作素晴らしかったです。
4.0
トルコの王様には、どれだけの富が集まったのでしょう。見たことがないほどの大きな宝石をいくつも使った装飾品の数々。ため息が出るばかりでした。あまり目にする機会のない展示物がならび、興味深く鑑賞しました。静かにゆったりと見られたのがよかったです。
3.0
オスマントルコ帝国の至宝なだけに、想像を絶する贅沢ぶりに、これまでの自分の常識を圧倒的に覆されます。短剣の柄の部分がエメラルドで作られているのは、感動でした。
5.0
展示室に入るとまず最初に、無数の宝石が散りばめられた兜・ターバン飾り・水筒・手鏡・指輪などの宝飾品に驚かされます。とりわけ、短剣と玉座用吊るし飾りに使われているエメラルドの大きさには目を見張りました。
個人的には、オスマン帝国と日本の交流を物語る数々の展示品に興味を持ちました。鹿の絵が描かれた有田焼の大きな花瓶を見ていると、国境を越えた両国の共通の美意識を感じます。
5.0
とにかく、展示がものすごく素敵です。まるで宮殿にいるかのようなセット組がされていて、展示物は少なめなので、十分にスペースもありゆっくり見ることができました。
キラキラの豪華な宝石がたくさん使われた豪華な刀剣や王冠もさることながら、文字が重要視されていたイスラムの世界ならではの書籍なども絵のような美しい飾り文字が楽しめます!!
衣装もたくさんあるので、実際に王侯貴族がみにつけていたものがこんなにたくさん見れるのはすごい!!テントも大迫力でした!!
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《儀式用宝飾水筒》 16世紀後半 トプカプ宮殿博物館蔵
《玉座用吊るし飾り》 18世紀後半 トプカプ宮殿博物館蔵