日本・スウェーデン外交関係樹立150周年記念
カール・ラーション
スウェーデンの暮らしを芸術に変えた画家

SOMPO美術館

  • 開催期間:2018年9月22日(土)~2018年12月24日(月・振)
  • クリップ数:26 件
  • 感想・評価:8 件
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カール・ラーション《アザレアの花》1906年 水彩 ティールスカ・ギャラリー Photo:The Thiel Gallery / Tord Lund ©The ThielGallery/ ThielskaGalleriet, Stockholm
リッラ・ヒュットネースの庭に集うラーション一家 1906-07 年頃 © Carl Larsson-gården
画集『わたしの家』1899年刊 カール・ラーション・ゴーデン © Carl Larsson-gården
リッラ・ヒュットネース(現・カール・ラーション・ゴーデン)の食堂 © Carl Larsson-gården
カール・ラーション《史跡巡りをする夫妻》1906年 水彩 カール・ラーション・ゴーデン © Carl Larsson-gården
カーリンがデザインしたクッションとタペストリ カール・ラーション・ゴーデン © Carl Larsson-gården
カール・ラーション《かくれんぼう》1901年 リトグラフ カール・ラーション・ゴーデン © Carl Larsson-gården
カールが絵付けしたディナー・プレート カール・ラーション・ゴーデン © Carl Larsson-gården
カールが絵付けしたディナー・プレート カール・ラーション・ゴーデン © Carl Larsson-gården
カーリンがデザインした扉のカーテン《愛の薔薇》 カール・ラーション・ゴーデン © Carl Larsson-gården
カーリンがデザインしたテキスタイルとランプシェード カール・ラーション・ゴーデン © Carl Larsson-gården
リッラ・ヒュットネース(現:カール・ラーション・ゴーデン)の玄関
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

家族をモティーフにした温かい作品で知られるスウェーデンの国民的人気画家カール・ラーション(1853~1919)。

彼は昔ながらの伝統が残るダーラナ地方に「リッラ・ヒュットネース」と呼ばれる家を入手し、妻カーリンとともに理想の家へ改装していきました。

その暮らしぶりを描いた画集は現代のスウェーデンのインテリアに深い影響を与え、各国でも翻訳出版されています。

本展は、絵画をはじめ、夫妻がデザインした家具やカーリンのテキスタイルなど日本初公開を含む品々を展示し、世界を魅了したライフスタイルに迫ります。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2018年9月22日(土)~2018年12月24日(月・振)
会場 SOMPO美術館 Google Map
住所 東京都新宿区西新宿1丁目26-1
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
  • ※ただし、10月3日(水)、26日(金)、12月18日(火)~23日(日)は19:00まで(最終入場時間 18:30)
休館日 月曜日 
※ただし、9月24日、10月1日、8日、12月24日は開館
観覧料 一般 1,300円(1,100円)
大学・高校生 900円(700円)※学生証を要提示
65歳以上 1,100円 ※年齢のわかる物を要提示
中学生以下 無料 ※生徒手帳を要提示
  • ※( )内は20名以上の団体料金および前売料金
    ※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を提示のご本人とその付添人1名は無料。被爆者健康手帳を提示の方はご本人のみ無料
    ※10月1日(月)はお客様感謝デー(無料観覧日)
TEL050-5541-8600 (ハローダイヤル:美術館利用案内)
URLhttp://www.sjnk-museum.org/

SOMPO美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

SOMPO美術館 SOMPO美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

3.0

とても暖かく優しい色と、家族愛、の展覧会。

家族をモティーフにした温かい作品で知られるスウェーデンの画家「カール・ラーション」の回顧展。国内まだ二度目だそう。
ラーションは、ジャポニスム画家だというのですが、確かに対象の配置やはっきりした細い輪郭線は、浮世絵に学んだらしいです。でも色彩感覚は彼のものでしょう。彼が日本文化を評しているコメントは、なんとも買いかぶりすぎで、日本人はかえって恥ずかしくなってしまいますね。
スウェーデンと言えばIKEAにスゥエーデンハウス。いえいえ((笑)) 私的にはデザイン!!です。シンプルで洗練されている、でも温かみのあるデザイン。まずは椅子ですよね。フィン・ユールNV-45とかハンス・J・ウェグナーYチェアーとかコーレ・クリント サファリチェアとかブルーノ・マットソンとか、大好き!! 椅子以外にも色々。あとテーブルウエアのGUSTAFSBERGやLISA LARSONとかテキスタイルデザインとか…。リサ・ラーソンも…。北欧のデザインはシンプルと優しさが凝縮しています。なんて脱線しましたが、ラーション家の素朴で手仕事いっぱいの生活も、そんな感じです。彼は通称「リッラ・ヒュットネース」での牧歌的な暮らしぶりを画集にして出版しました。ラーション夫妻による日々の生活を豊かに生きる暮らしの中に活きる芸術センスは、特別ではないスゥエーデンの潜在的美意識や、庶民の、工夫や手仕事による日常使いのモノの美しさを、改めて知らしめたようなものらしいく、それが現在のスウェーデン・インテリアに深く影響を与え、彼の画集や著作が、後に各国でも翻訳出版されているのだそうです。えっ?? 柳宗悦?? みたい。
ラーションの部屋をIKEAの家具インテリアで再現しているコーナーは、面白いですね。
奥さんは画家だとか。上手いです。手仕事いっぱいしながら8人も子育てして、絵もこんなに上手くて、全くもって頭が下がります。

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Kimusan5057さん

4.0

100年前のスウェーデンに、現代にも通用するイラストレーター

カール・ラーションのことをイラストレーターと呼んでは怒られるかもしれませんが、奥行を演出しない平面的な描き方に現代の本やポスターの挿絵にも十分通用するファッション性というか、100年前の彼の先進性を感じましたが、逆に、今、私たちが見ているイラストは100年前から進歩していないとも言えるのかと思うほどでした。彼はフランスにも行っており、印象派の潮流も見ていたはずですが、そちらにではなく、アール・ヌーヴォーの雰囲気も感じさせる平面的な画風に行き着いたことに先見の明があったものと思います。そして、今回、再認識したのは、彼の奥さん、カーリン・ラーションの存在。展覧会では、カーリンさんの刺繍など、インテリア・デザインにフォーカスが当てられていますが、彼女の初期の油彩などの画力を見るにつけ、カール・ラーションの作品にも多大な影響を与えていたのではと思います。今、バッハの曲の一部は、彼の夫人が作曲、あるいは共作だったことが分かってきていますが、そうしたことに想像力を膨らませて観ました。

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Kimusan5057さん

4.0

カールの家族愛

チケット頂いて行ってきました!
カール・ラーション展ではありますが、妻のカーリンにも魅了される展示です!
カールの家族や日常風景の絵では、話し声や笑い声まで想像できるような一人一人への家族愛に溢れています。家具や花が印象的に描かれているのも特徴です。
カーリンの作ったドレスや刺繍したクッション、デザインした家具や配置など、忙しい現代の人にこそ見て欲しい「丁寧な暮らし」があります。
前時代的とも言えますが、妻が生活のあれこれを作り、仕切る、家族のために毎日をデザインして行く温かさを感じました。
夫婦間でやり取りされた手紙は短いですが仲の良さが存分に堪能できます笑
カールやカーリンが日常生活に注目したことが当時は画期的であったことや、カールが日本画家に影響を受けたことも学べ、色々な角度から見ることが出来てとても楽しかったです。

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Kimusan5057さん

3.0

夫婦愛、家族愛があふれてる❤

スネサンスやロココ、印象派等の巨匠展とはちょっと違う、お洒落な挿絵などが素敵で手の届きそうな親しみやすさを感じました。ちょっとナビ派を思わせるような作品も・・・。
リッラ・ヒュットネ-スを手に入れ、夫婦で理想的に改装・増築していったというライフスタイルは「これこそ理想!」と思います。
・夫婦が自ら改築・増築を考え、地元職人に作らせ
・室内装飾は妻が大きな役割を
・部屋ごとに異なる様式
・アンティークを新しい用途に
・どの部屋でも子供達が楽しく過ごせる
このラーションスタイル、世界が魅了されるのも、もっともでした。
夫と来れば良かったな!

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Kimusan5057さん

3.0

とにかくきれい!

絵画だけの展示ではなく、版画や挿絵、また奥さんのカーリンさんが作ったカーテンやクッションなど、あらゆる角度からのアートが素敵でとてもきれいでした!スウェーデン雑貨のIKEAがそのままそこにあるような感覚です(笑)
家族の絵が多く、カール・ラーションという画家がいかに家族を愛して愛されていたかが伝わってきてほっこりした気分になれます。
カールとカーリンの手紙のやりとりも展示されていてとってもチャーミング!!
なんとなく上品な奥様方の観覧が多かった気がします。
42階にある美術館も景色が綺麗で得した気分になれます。
常設されているゴッホのひまわりはいつ観ても感動‼

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Kimusan5057さん

5.0

幸せな気分になれる美術展

スウェーデンの国民的画家、カール・ラーションの回顧展。家族との日々の暮らしを水彩画で豊かに表現し、見ているこちらの心をほっこりとほぐしてくれる。こんな暮らしをしたい。  

水彩画しかしらなかったけど、挿絵の仕事もたくさんしていたようで、技術かしっかりしているから、こちらも素晴らしい。復刻版の画集とか、どっかの出版社で出してくれないかなぁ。 

あんまり有名じゃないからかもしれないけど、土曜日に行ったのに、けっこう空いていた。

これを観ないなんて、もったいない。

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Kimusan5057さん

4.0

手作りの暮らし

温かみのある作品や家具の数々、素敵でした。色彩豊な居心地の良い、くつろげる住まいだったのがうかがえます。カール・ラーション、妻カーリンが家族や互いを大切に思う気持ちが作品の数々から伝ってきて、すてきだな~とあたたかいHappyな気持ちにさせてくれます。
花の絵画やカーリンのテキスタイルが特にお気に入りの作品です。

休日の午前中に出かけましたが、混雑なくゆっくり見れました。
入口付近はスカイツリーや東京タワーも見れて得した気分でよかったです。

4.0

北欧のおうちの心地よい暮らし方

カールさんの美しく繊細なイラストはとてもかわいらしく、日常の何気ない家族の場面を描いているだけなのに、本当にあたたかくて幸せな気持ちになるものが多いです。
油彩や版画もあり、それも楽しめますがやはりスウェーデンでも人気の画集のタッチのイラストはとてもお勧めです。
合わせてその心地よい家庭の空間を作り出している要素のファブリックは奥様カーリンさんの作品なのですが、これがまた、色合いもデザインもとっても愛らしく、見ていて気持ちがホンワカ幸せになります。
真似したいインテリアもたくさん!!クッションカバーやタペストリーとかは経年劣化のため、複製画飾られているものもありますが、カーリンさんが本当に作ったヒマワリのクッションカバーがとっても愛らしいです!!
ぜひぜひ。

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カール・ラーション《アザレアの花》1906年 水彩 ティールスカ・ギャラリー Photo:The Thiel Gallery / Tord Lund ©The ThielGallery/ ThielskaGalleriet, Stockholm

リッラ・ヒュットネースの庭に集うラーション一家 1906-07 年頃 © Carl Larsson-gården

画集『わたしの家』1899年刊 カール・ラーション・ゴーデン © Carl Larsson-gården

リッラ・ヒュットネース(現・カール・ラーション・ゴーデン)の食堂 © Carl Larsson-gården

カール・ラーション《史跡巡りをする夫妻》1906年 水彩 カール・ラーション・ゴーデン © Carl Larsson-gården

カーリンがデザインしたクッションとタペストリ カール・ラーション・ゴーデン © Carl Larsson-gården

カール・ラーション《かくれんぼう》1901年 リトグラフ カール・ラーション・ゴーデン © Carl Larsson-gården

カールが絵付けしたディナー・プレート カール・ラーション・ゴーデン © Carl Larsson-gården

カールが絵付けしたディナー・プレート カール・ラーション・ゴーデン © Carl Larsson-gården

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