4.0
初めて出会った日本画
4月14日に展示会に行って来ました。
Panasonicのビルの中の美術館で、少し狭い感じでした。しかし、汐留ミュージアムの所蔵のいままで見たことがない作品に出合える機会を得ることが出来たのがよかったです。東山魁夷さんの作品には見ほれました。
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松下幸之助(1894-1989)が大阪に松下電気器具製作所(現パナソニック)を創設してから100年。その節目の年に、パナソニックが収蔵するコレクションのなかから、四季を表わした日本の近代絵画を初めて一堂に会します。
日本の四季は変化に富み、人々の暮らしや景色のなかで様々な表情を見せることにより、古くから多くの芸術家の創作意欲を刺激してきました。それは明治以降の画家たちも同様で、風景や衣類、食べ物などを題材に季節感あふれる作品を残しています。
一方、松下も「いろいろな姿で巡ってくる四季によって、私たちは適当な緊張と適当な気楽さを味わうことができ、自然の恵みを受けることができる。日本のこのはっきりとした季節の変化が日本人の優れた特質を育んでいるし、季節によって変わる食が、繊細な心とゆかしさを持つ日本人の身体を形成するのだろう」と述べています。四季は私たちの暮らしを豊かにし、ゆとりを与えてくれるのです。
本展では四季をテーマとした約60点の作品を展示します。日本画から油彩画にいたるまで、風景や植物、鳥など様々な観点から日本の四季の美しさを表現した作品群です。川合玉堂(1873-1957)や竹内栖鳳(1864-1942)、梅原龍三郎(1888-1986)、堂本印象(1891-1975)、東山魁夷(1908-1999)といった日本近代美術史を彩る巨匠たちの作品に親しんでいただける展覧会です。
会期 |
2018年4月2日(月)~2018年4月15日(日)
|
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会場 | パナソニック汐留美術館 Google Map |
住所 | 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
会期中無休 |
観覧料 | 一般 500円 学生無料
|
TEL | 050-5541-8600 (ハローダイヤル) |
URL | https://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/18/180402/ |
割引券 | https://panasonic.co.jp/ew/museum/discount/ |
4.0
4月14日に展示会に行って来ました。
Panasonicのビルの中の美術館で、少し狭い感じでした。しかし、汐留ミュージアムの所蔵のいままで見たことがない作品に出合える機会を得ることが出来たのがよかったです。東山魁夷さんの作品には見ほれました。
4.0
こじんまりした展示でしたが、うつくしい日本画を満喫しました。
平日に伺いましたので見学者もそれほど混んでいなくて、本物を間近でじっくり見られてよかったです。
四季折々の日本を感じることができましたし、ビッグネームも多くてお得な展示でよかったです。
5.0
春夏秋冬とコーナーが分かれていて、見やすい展示でした。
作品の数は、夏、冬、秋、春の順に多く、冬の作品で印象深い作品、気に入った作品が多く楽しめました。
伊藤小坡の「醍醐の花」(春の桜をめでる風情ある作品)、「紅葉狩」(こちらは紅葉をめでる風情ある作品)が対とでもいいましょうか、構図も対照的で印象に残りました。
川端龍子の「好秋図」はリスと落ち葉の描写がすばらしく、「秋」の作品の中では一番のお気にい入りになりました。
チケットにも描かれている東山魁夷の「山峡朝霧」目当てで伺った展覧会ですが、多くの素晴らしい作品をコンパクトな会場で見ることができて、とても優雅な気持ちになりました。
写真を撮る趣味があり、山峡朝霧の情景はファインダー越しに見る被写体にも似ていて、その表現に感動するとともに、風景を切り取る目線に共通するものを感じ、いたく感動いたしました。
5.0
日本の近代の画家さんの美しい作品がずらりです、
玉堂さん、龍子さん、御舟さん、などなど好きな方ばかり。
梅原さんはじめとする、バラのお部屋(第2室目?)がとても気に入りました。大好きな松篁さん作品もあり、うれしかったです。花や静物、風景画メインで、美しいものが見たい方にはぜひ。
リンクレイもあるので解説も読めるし、なんといっても出口のところの「動く絵画」が、とってもうれしいプレゼントです。ぜひ、アプリをDLしてお出かけするのをオススメします(会期が短いのお急ぎを!!)
5.0
こちらのミュージアムでは珍しい感じの美術展でしたが、大変センスが光るコレクションだなーと感じました。山種美術館でよくみかけるような方々の作品があって、日本画好きな方には、是非ともおすすめしたい美術展です。特に小倉遊亀の「ききょう」は陶器に生けられたききょうがとても涼し気な夏を感じ、見入りファンになりました。また、小野竹喬の「厳島」や、奥田玄宗の「遠山早雪」が心に強く残りました。ポストカードが全く出てないのが残念でした。常設でみたいほど、素敵な展覧会でした。
5.0
パナソニックと日本画というのが、ちょっと意外な感じでしたが、どれも本当に美しい絵ばかりでした。富士山、バラ、水仙を描いた絵が何枚か並べて展示されていたので、画家によって同じ花がこんなに異なる表情を見せるのかと驚きました。私は堂本印象という画家は初めて知ったのですが、「朝陽」という猫の絵が一番気に入りました。同じく印象の「綺麗な秋」という絵は、まるで印象派の絵画を観るような感じでした。2週間の展示ではもったいないと思いました。お時間のある方はぜひ、お運びくださいませ。
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