4.0
圧倒されます
入口付近でチマチョゴリの試着をやっていて、着せていただき嬉しかったです。
展示場内はたくさんのお面に圧倒されます。時代ごとに分けてあり、背景と一緒に見ることができて分かりやすかったです。時間がなかったので物販まで回れなかったのですが、次回行った際にはオリジナルTシャツを購入したいと思います。
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国立民族学博物館が所蔵する「日本万国博覧会世界民族資料調査収集団」(「万博資料収集団」)が、1968年から1969年にかけて収集した世界の諸民族の仮面、神像、生活用具や、資料収集に関連した書簡や写真等の諸資料を展示、公開します。
【アートアジェンダニュース|展覧会レポート】
世界中から勢ぞろいの愛おしい面々が、あなたの心をわしづかみ!1970年大阪万博開催時、岡本太郎が日本の人類学者たちに依頼して集めた、仮面や神像などの世界の民族資料が再び集合。
60年代後半から70年代にかけて世界が大きく動いていく状況のなかでの民族文化や地域社会の様相を、現地における収集活動の様子やコレクションから描き出します。
1.大阪万博で示された世界へのまなざし
本展では、60年代後半から70年代にかけて世界が大きく動いていく状況のなかでの民族文化や地域社会の様相、博覧会が果たす役割、そして「国立民族学博物館」へ受け継がれた精神を描き出します。日本の研究者たちが世界を描こうとしたはじめての営みであった、万博資料収集団の収集活動の様子をふりかえります。
2.仮面と彫像が大集結!
万博資料収集の対象は、「仮面」「神像」「その他」の3つのカテゴリーに分類され、集められた資料は、太陽の塔の下に、「根源の世界」というテーマで展示されました。特別展示館2Fの「太陽の塔に集った仮面と彫像」のコーナーには、仮面と彫像を集中的に展示し、当時の太陽の塔の内部を想起させます。
3.万博資料収集団員の熱い想い
賛否両論があった万博開催。万博資料収集団の活動にも反対の声がよせられました。そのような状況のなか、若き収集団員は資料収集の使命を果たすために世界各地で奮闘します。収集の様子をしたためた現地通信などから、収集団員の熱い想いを感じてください。
会期 |
2018年3月8日(木)~2018年5月29日(火)
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会場 |
国立民族学博物館
![]() |
住所 | 大阪府吹田市千里万博公園10-1 |
時間 | 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
水曜日 ※3月21日(水・祝)は開館 翌22日(木)は休館 |
観覧料 | 一般 420円(350円) 高校・大学生 250円(200円) 中学生以下無料
|
TEL | 06-6876-2151 (代表) |
URL | http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/special/20180308taiyou/index |
4.0
入口付近でチマチョゴリの試着をやっていて、着せていただき嬉しかったです。
展示場内はたくさんのお面に圧倒されます。時代ごとに分けてあり、背景と一緒に見ることができて分かりやすかったです。時間がなかったので物販まで回れなかったのですが、次回行った際にはオリジナルTシャツを購入したいと思います。
4.0
何度かこの博物館には行ったことがあり、本館の展示も見るのですが、通路を歩くだけで「5km」という恐ろしいほどの広さのため、いつも時間と疲労と飽きとの闘いになってしまいます。
訪れるときに、見る地域やテーマを決めて行ければいいのですが、なかなかそれもできません。
結果として何度行っても、何となく「こんな展示があったな・・・」という程度の記憶しか残りません。
今回の特別展は、他の施設から借りたものの展示ではなく、自前の所蔵品だけで構成しているという点では面白くない・楽しくないと思うかもしれませんが、大阪で万国博覧会が行われた1970年の直前という1つの時間に絞って世界各地から集めた民族資料を選んで展示してあるので、焦点を絞って見ることができました。
また、各地域の展示のコーナーのはじめには、1960年代後半の情勢が非常に簡潔にまとめて書かれていて、世界の地域と1960年代後半のそこでの情勢などとともに資料となる展示品を見て行くことができます。
1つの地域に過剰な期待を持って見ると頼りないのは逆に仕方がないのですが、全世界の様子を飽きずにまとめて見る・知ることができるようになっています。
時間を絞って(=共時的に)、全世界の民族のほんのさわりだけでいいから概観したいと思う人にはうってつけの展覧会だと思います。
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