3.0
北斎が、サービス精神旺盛なパフォーマーだったとは!
120畳大の大きさの絵を描くのは、準備も相当大変だったのではないかと思います。大勢の人に喜んでもらおう、というサービス精神の持ち主だったことは、意外でした。
いろいろな文献や絵に、当時の様子が記されている資料などの展示からも、北斎の存在が、より身近に、リアルに感じられて、楽しめました。
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とざいとーざい!江戸と名古屋と北斎の大パフォーマンス!
いまから200年前、文化14年(1817)、浮世絵師・葛飾北斎(1760-1849)は、名古屋城下の活況を利用しつつ、自身の『北斎漫画』宣伝のため、120畳大の大ダルマを描くパフォーマンスを名古屋の西本願寺掛所(西掛所)で開催しました。
パフォーマーとしての北斎の活動は、名古屋にさきがけて江戸でも行われており、護国寺で大ダルマを描いたり、回向院や本所合羽干場で布袋や馬の大きな絵、米粒に雀二羽の極小画の制作をしたことなども伝えられています。
本展では、そうした北斎の大ダルマをはじめとする制作活動、両都市の見世物・祭礼に関する資料、『北斎漫画』全編などにより、江戸と名古屋、両都市のにぎわいに一役買ったパフォーマー・北斎の活動を紹介します。
【FEATURE|内覧会レポート】『富嶽三十六景』や『北斎漫画』だけじゃない!?大勢の見物人たちの前で、200m²近い巨大達摩絵を描いて見せるなど、圧巻のパフォーマンスを披露した北斎の活動に注目した展覧会が、すみだ北斎美術館で開催
会期 |
2017年9月9日(土)~2017年10月22日(日)
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会場 | すみだ北斎美術館 Google Map |
住所 | 東京都墨田区亀沢2-7-2 |
時間 | 9:30~17:30 (最終入場時間 17:00) |
休館日 |
月曜日 9/19、10/10(火) ※9/18、10/9(月・祝)は開館 |
観覧料 | 一般 1,200円(960円) 高校生・大学生 900円(720円) 65歳以上 900円(720円) 中学生 400円(320円) 障がい者 400円(320円)
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TEL | 03-6658-8936 |
URL | https://hokusai-museum.jp/ |
3.0
120畳大の大きさの絵を描くのは、準備も相当大変だったのではないかと思います。大勢の人に喜んでもらおう、というサービス精神の持ち主だったことは、意外でした。
いろいろな文献や絵に、当時の様子が記されている資料などの展示からも、北斎の存在が、より身近に、リアルに感じられて、楽しめました。
4.0
ゆかりのある名古屋に関係する作品が中心。
北斎フォロワーの作品もたくさん楽しめました。
開館展以来の図録もあります。
4.0
パフォーマンス北斎という展覧会だが、資料が多く、なかなか本題に入らない。
まず、当時の江戸と名古屋を説明。名古屋は、ちょうど、江戸、京都、大阪と並ぶ「四都」になり賑わいをみせたとか。 次に、北斎漫画は名古屋にいた時に、出版されたとか、名古屋の門人たちの、北斎に倣った作品が多く出品され、やっと、パフォーマンスの話。
江戸では、将軍の前で、米粒に鳥を描くパフォーマンスを行なったとか、名古屋では、大ダルマ制作したとか、北斎が意外と目立ちたがり屋だったと知る。
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