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コレクションの舞台裏

埼玉県立近代美術館

  • 開催期間:2026年2月7日(土)~2026年5月10日(日)
  • クリップ数:16 件
  • 感想・評価:2 件
コレクションの舞台裏 埼玉県立近代美術館-1
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キスリング《リタ・ヴァン・リアの肖像》1927年|埼玉県立近代美術館蔵
アンドレ・ドラン《浴女》1925年|埼玉県立近代美術館蔵
田中保《裸婦》1923年|国立西洋美術館蔵、松方コレクション
田中保の写真3点(Courtesy of Hélène and Claude Garache Endowment Fund.)および調査研究に用いたもの|撮影:佐藤克秋
岩﨑勝平《従軍スケッチ 失題》1939年頃|田中屋コレクション蔵|後期展示
末松正樹《作品名不詳》1945年|埼玉県立近代美術館蔵
山口敏男の水彩およびアルバム|個人蔵|撮影:佐藤克秋
村上善男《鰺ヶ沢湾上独双六》1986年|埼玉県立近代美術館蔵
田中田鶴子《日本》制作年不詳|三鷹市美術ギャラリー蔵
奥山民枝《山遊》1991年|埼玉県立近代美術館蔵
上田薫《ジェリーにスプーンC》1990年|埼玉県立近代美術館蔵
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

1982年に開館した埼玉県立近代美術館は、西洋近代絵画や埼玉県ゆかりの美術家を核とした継続的な収集活動を行い、現在では国内外の近現代美術の作品を約4200点収蔵しています。この展覧会では、その中から学芸部スタッフが各々の視点で収蔵品を選び、一部に借用作品を交えて、調査研究(リサーチ)の成果をもとに展示します。7つの独立したテーマを設け、コレクションを掘り下げていく、短編小説のアンソロジーのような展覧会です。

美術館の収蔵品は大切に保管され、過去から現在、未来へと受け継がれていきます。そして、作品自体は変わらずに存在していても、作品の解釈や捉え方はそれぞれの時代の価値観や調査研究の成果とともに変化していきます。この展覧会では、現在の学芸部スタッフの視座からコレクションに光をあて、その新たな側面を掘りおこす7つの試みを展開します。加えて、美術館の主要な仕事でありながら、通常はなかなか紹介できない「収蔵品の調査研究」や「教育普及活動」の舞台裏を紹介する機会にもなります。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2026年2月7日(土)~2026年5月10日(日)
会場 埼玉県立近代美術館 Google Map
住所 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
時間 10:00~17:30 (最終入場時間 17:00)
休館日 月曜日 
※ただし、2月23日、5月4日は開館
観覧料 一般 1,000円(800円)
大高生 800円(640円)
  • ※( ) 内は20名以上の団体料金
    ※中学生以下は無料
    ※障害者手帳等を提示の方 (付き添いの方1名を含む) は無料
    ※企画展観覧券(ぐるっとパスを除く)をお持ちの方は、併せてMOMASコレクション (1階展示室) も観覧できます
TEL048-824-0111
URLhttps://pref.spec.ed.jp/momas/2026butaiura

埼玉県立近代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

埼玉県立近代美術館 埼玉県立近代美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

学芸員さんが主役です

日頃より足繁く美術展に通うなかで、学芸員の発想・工夫・尽力ぶりがひしひしと伝わってくることがあります。特に、中小規模の公立の館で、感じることが多いです。そして、学芸員の存在に思いが巡るような体験は、展覧会鑑賞の大きな醍醐味の一つです。本展は「コレクションの舞台裏」というタイトルからして、こんな醍醐味のど真ん中。期待に胸を膨らませて訪ねました。 本展は独立したテーマの7章構成。2階の展示室に入ると、関直子特任館長の序文。「7つの星座を」と題した学芸員の仕事を伝えるエッセー風の文章が、控えめに抒情的で良い。そして、最初の展示物は、なんと本展を企画中の学芸員の事務机(かなり昭和)。机上には資料が散らかり、椅子のリクライニングは後倒。まるでなんだか、学芸員が座っていて、頭を抱えている姿が見えるようです。 キスリングとアンドレ・ドランの良作の収集に関するテーマ。当館にとっての、この2作品の存在の重さ哉。 田中保の一角は、婦人画、裸婦画がいっぱい。収集・研究の熱量にほだされます。大正~昭和初期にパリに渡った日本人画家の多くが裸婦画をやってますが、保氏の画は硬さがなく不思議な日常感が漂う。私はこの作… Read More

THANKS!をクリックしたユーザー
karachanさん、komagatayaさん、黒豆さん、アバウトさん

4.0

学芸員は美術館の宝かも

ちょっと地味だけど、なかなか面白い。時間をかけてゆっくり拝見しました。「学芸部スタッフが各々の視点で収蔵品を選び、一部に借用作品を交えて、調査研究(リサーチ)の成果をもとに展示します」とのこと。この数年、各美術館で、収蔵品を活かしてより集客できる展示を、と工夫を凝らしているのですが、大抵は収蔵品のテーマ別展示とか、現代美術家と共同展示あたりでした。ここでは学芸員さんが主役という感じ。さながら短編集という感じで楽しめました。 テーマは7つ。1つめは「キスリングとアンドレ・ドラン――来歴をめぐって」。埼玉近美の収蔵品キスリングの《リタ・ヴァン・リアの肖像》とアンドレ・ドラン《浴女》から、二人の美術家は親しく、キスリングが描いたリタ・ヴァン・リアをアンドレ・ドランも描いていたことを示しています。そこからリタ・ヴァン・リアが画商の妻であることや、それぞれの作品が、どういった経緯で収蔵されたかを解説しています。この後、6つのテーマが並ぶのですが、いずれもコンパクトにまとまっていて、かつバラエティ感があって飽きない感じです。 気になったのは、弘前を拠点に活躍した村上善男、東京国立近代美術館で開催された… Read More

THANKS!をクリックしたユーザー
さいさん、Camdenさん、アバウトさん

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出展作品・関連画像IMAGES

キスリング《リタ・ヴァン・リアの肖像》1927年|埼玉県立近代美術館蔵

アンドレ・ドラン《浴女》1925年|埼玉県立近代美術館蔵

田中保《裸婦》1923年|国立西洋美術館蔵、松方コレクション

田中保の写真3点(Courtesy of Hélène and Claude Garache Endowment Fund.)および調査研究に用いたもの|撮影:佐藤克秋

岩﨑勝平《従軍スケッチ 失題》1939年頃|田中屋コレクション蔵|後期展示

末松正樹《作品名不詳》1945年|埼玉県立近代美術館蔵

山口敏男の水彩およびアルバム|個人蔵|撮影:佐藤克秋

村上善男《鰺ヶ沢湾上独双六》1986年|埼玉県立近代美術館蔵

田中田鶴子《日本》制作年不詳|三鷹市美術ギャラリー蔵

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