
建築の専門家は楽しいかも
4
建築のことが全くわからないので、小さなジオラマをみて、実際にすんでいる人のインタビューや建築に携わった人インタビューを読むくらいでした。
専門家でないとちょっと難しいかも。
でもLinkReyというスマホでDL形式でキャプションが読めるシステムは便利でとても面白かったので、コレはほかでもやってほしいかも。
(普通のバーコードリーダーで読み込むよりもサクサクでかるいし、楽チン!!今後パナソニックさんではこの方式でやってほしいです!!〉キャプションの前が人だかりにならなくていいとおもう)
システムがよかったので星4つです。
BY sasaneko0211

展覧会を観たあとに、町歩きが変わるかも
3
日本の家で展覧会とくれば、古民家を思い出しますが、これは個人の住宅です。フランス人の目から見た、おどろきの日本の現代住宅建築およそ70を写真や模型、ドローイングそして映像で紹介して、立体的な構成。
そのどれもが、建築家の個性と施主の理想とがぶつかって、時に激しくスパーク、時に静かな空気をもたらします。
登場する家屋はどれも建売一戸建ての味気なさとは無縁。
展示には建築家、施主へのアンケートも付され、それを比較してみるのも一興。自分だったら、この家にどう住むかな?この家はちょっと困るかな?などあれこれ想像するのも楽しい。
住宅は実用のために作られるのに、一方で作品としての側面もあり、そこに美的センスが表現される。実用と美のバランスの持ちようが、それぞれの住宅にうかがえます。展覧会を観たあとは町歩きのときに、いままで気にかけていなかった住宅に目を向けることになりそうです。
BY honneko

自宅近くの家も紹介
5
フランス人4人が企画した、国際巡回展。
何がフランス人を魅了したかというと、フランスでは、建築家に住宅を建てることを依頼することはまずないから。
従って、建築家が活躍する日本は不思議に映るようだ。
展示は、まず、「昨日の家」、名だたる建築家が建てた住宅を展望し、「今の家」、最近造られた住宅を20軒紹介する。
施工主に、「なぜ、建築家に依頼したのか」と、素朴な質問をぶつけ、答えを貰いながら、写真、図面、映像で住宅を紹介する。
ほとんどが、東京の狭い土地を活用した事例で、要は、外界も住居の一部と考える、ウチ/ソトのように意識が希薄な事を指摘する。
海が見える住宅はその典型だが、神社のすぐ隣にある住宅、公園の隣にある住宅ーこれが、ウチのすぐ側で、見学したいーその外界との調和、融合を目指して、開かれた住宅が展開している。
ヨーロッパの住宅は、もっと閉鎖的だから、新鮮に映ったよう。
インタビュー記事を読んでいるとキリがないが、コンパクトな図録に、皆納まっているので、会場では、各住宅2分くらいの映像をじっくりご覧になると良いと思います。要は、映像で、周囲の環境との調和が良く分かりますから。
BY oki304