4.0
「これは何?」から始まる展覧会
展覧会紹介のこの作品をみて「これは何?」と興味がわいて訪れた展覧会。
これは「垂線」というタイトルで、その名の通り床や天井の横、平面から垂直にのびるすがすがしい垂直が印象に残る作品だった。また木のテーブルらしきもの(平面)にギザギザ(平行と垂直)が刻まれた作品。屋内展示は色が少なくシャープな印象を受けた。
それにひきかえ屋上のインスタレーションは丸いカラフルなフォルムの入れ物、中に半分くらい水が入っているものがあちこちにちりばめられ、その合間に渋い色の小舟、それにも水がたたえられている。そこに借景として垂直にのびるシャープなタワーマンションがカラフルで丸いオブジェと対比となって面白い。訪れた日は晴れの日だったので、青空がまた良いアクセントになってさらに屋内展示とのイメージの違いを醸し出していた。
屋内展示は本日で終わりだが、屋外展示は多分これからも見られるように思う。屋外展示だけでもまた訪れてみたいと思った。