「女性、命、自由」と題するポスター展示会:2022年9月にイランで起きた女性マフサ・アミニの死亡
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- by 榊原平 / Taira Sakakibara
ニュイ・ブランシェ KYOTO 2023では、「女性、命、自由」と題したポスター展示会が開催されます。
2022年9月にイランで発生したマフサ・アミニさんの死亡事件
マフサ・アミニさんは、2022年9月13日にイランの首都テヘランで、ヒジャブの着用方法が不適切だったことを理由に、道徳警察に拘束されたイラン国籍のクルド人女性です。
彼女は3日後の16日に亡くなりました。
彼女の死はイラン各地での大規模な抗議デモとその弾圧に発展しました。
ニュイ・ブランシェ2023「女性、命、自由」
京都で開催される夜間の芸術祭ニュイ・ブランシュ KYOTO 2023では、多彩なアートイベントが楽しめます。
その中でも特に注目すべきは、「女性、命、自由」と題したポスター展示会です。
この展示会では、イランで女性の自由を求める抗議活動に触発された世界中のアーティストがSNS上で発表したポスター作品を見ることができます。これらの作品は、女性や命や自由というテーマに共感する人々による国際的な連帯の証であり、芸術が社会に与える影響力を示すものです。
これらの作品は、女性の権利や人権に関するメッセージを強く伝えるとともに、美的な表現力も兼ね備えています。展示会は、関西日仏学館と四条通東洞院地下道の二か所で行われます。
関西日仏学館では、パリ市立近代美術館やパレ・ド・トーキョーなどフランス国内の約60か所の文化施設が参加したプロジェクトに協力して、約70点のポスター作品を展示します。
四条通東洞院地下道では、約30名のグラフィックデザイナーが制作したポスター作品を展示します。
これらの作品は、女性や命や自由というテーマに共感する人々による国際的な連帯の証であり、芸術が社会に与える影響力を示すものです。
この展示会は関西日仏学館と四条通東洞院地下道で行われます。ぜひこの機会に足を運んでみてください。
関西日仏学館で開催されており、9月30日から10月28日までの期間中、入場無料でご覧いただけます。
あなたも芸術の力に触れることができるでしょう。
参考文献
- アングル:アミニさんの急死から1年、イラン国内の変化は
- ヒジャブデモ発端の女性死亡事件から1年 報じた女性記者の拘束続く:朝日新聞デジタル
- イラン大使館前でデモ マフサ・アミニさん死亡から1年 [写真特集1/7]
- イラン、マフサ・アミニ氏の死から1周年の日に「暴動」を企てたとして6人を逮捕|ARAB NEWS
- 22歳のイラン人女性の死から1年絵本『ここにあったよ 自由と幸せ』の7歳の著者、大野りりあなが伝える平和への ...
- 戦い方を心得たイランの女性たち、革命以来の歩みを振り返る