鑑賞レポート一覧

フィンランド・グラスアート 輝きと彩りのモダンデザイン

フィンランド・グラスアート 輝きと彩りのモダンデザイン

東京都庭園美術館|東京都

開催期間:

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サマーナイトミュージアムとグラスアートにトキめいて。

8月の金曜日限定、17時~21時に東京都庭園美術館でサマーナイトミュージアムが開催されている。学生は無料、一般は割引なのでお財布にも優しい。夜の帳に包まれながら美術鑑賞なんて乙じゃないかと、一人でえっちらおっちら行ってきた。

18時くらいに着くとチケット売り場に列が出来ていたけど、チケットを買えばサクサクと中へ。蝉時雨に濡れながら東京都庭園美術館へとお邪魔した。

フィンランドのイメージとしては、独特なデザイン。実用性とかではなくて、目で感じるオブジェがほとんどだったが、見ているだけでフィンランドの自然を感じられて、まさに「ほっこり」する。
魚や鳥、白樺並木。氷の釣り穴を表現した作品まである。フィンランドがロシアから独立し、グラスアートがどのように進化していったのかの歴史を辿る旅でもあった。作者によって作風も変われば、新しい技術によって生まれた作品の解説に、なるほど~と四方から眺められる展示もよかった。

展示場所である東京都庭園美術館との親和性もいい。古いけど新しい、新しいけど懐かしい。フィンランドのグラスアートから感じる印象が、この建物からも同じように感じた。
ふだん展覧会とは違って、ゆっくりと噛みしめるよに回れたのも、建物の味わい深さが理由だと思う。作品を眺めるのに少し疲れたら、休憩するように椅子に座って建物の歴史に思いを馳せる。

作品を眺め終わったら、夜の庭園に出ることをぜひ勧めたい。夜の庭から対面する東京都庭園美術館は、かつての栄華を彷彿とさせる。パーティーのさざめきや笑い声、音楽まで聴こえてきそうな、幻想的な趣があった。

展覧会としては昼に行ってもいいだろうけど、より作品に埋没したいなら、ぜひサマーナイトミュージアムの日に行ってほしい。残り僅か。18日と25日のみ。
不思議な世界で、物語のようなフィンランドのグラスアートと戯れてほしい。

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