111年目の中原淳一展

先日横浜へ中原淳一展を見に行ってきました。

昭和のイラストレーターさんというざっくりした情報しか無かったのですが
どういう人となりかどういう仕事をされてたのか
時代背景なども交えて学びがありましたよ！

当時は着物でも洋服でも作るのが普通だった時代で
デザイン画の提案をしたり反物のデザインをしたり
イラストレーターに収まらない活躍をされていたことがわかりました。
当時のオリジナルで販売した反物やそちらで作った浴衣、スカートの現物があったり
当時の雑誌、雑誌の付録、イラストの原画など様々あり時代背景と共に楽しめました。

洋装のイラストのイメージが私にはありましたが
和装のイラストもありとても良かったし
ハイブランドのドレスをトレースなのか参考なのかわかりませんが
そうしたイラスト原画もありました。

人形作家でもあったようで
中原淳一が作った人形の展示の所で
本人が作ったものから雑誌で作り方を書いたものもありました

物が貴重だった時代だから
古布のパッチワークで着物を仕立てたり洋服を仕立てたり
ありとあらゆる提案をしていたみたいです
ものを大事にしているし
ものが無いならないなりに、あるものを大事にリメイクしている所は
今の時代にも参考になるなーと勉強になりました。

オシャレをあるもので楽しもうと提案していて本当に心の豊かな人だなって最初から最後まで人生に必要な心がけが素晴らしい展示です。