水―巡る― 現代日本画
郷さくら美術館|東京都
開催期間: ~
- VIEW319
- THANKS0
郷さくら美術館で巡る水の物語
郷さくら美術館、その名の通り現代日本画の専門美術館として、昭和以降に生まれた日本画家の作品を収集・展示・紹介する場所です。長い間、友人と訪れることを夢見ていた私が、ついにその扉を開きました。
今回の展覧会は、「水 -巡る- 現代日本画展」と題され、6月27日から8月27日までの2ヶ月間、水というテーマで開催されています。水は私たちの生活に欠かせない存在であり、雨として降り注ぎ、沢や滝や湖や川や海として流れてゆきます。それらは別々の存在ではなく、地球上の「水」が姿を変えて巡っているものではないでしょうか。
この展覧会では、郷さくら美術館の所蔵作品から、雨・沢・滝・湖・川・海をモチーフとした作品に焦点を当てました。それぞれの作品には、水の流れや泡や色や光や音や香りが表現されています。それらは私たちの五感や六感に訴えかけてきます。
私はそれぞれの作品を見て、水の巡りを感じました。水の巡りとは、自然界の循環だけではなく、私たち自身の循環でもあると思いました。私たちは水と一体であり、水と共に生きています。
この展覧会は、8月27日まで開催されています。水に癒されたい方、ぜひ足を運んでみてください。水の巡りに触れて、自分自身の巡りを見つめ直してみてください。水の巡りに耳を傾けて、自分自身の声を聞いてみてください。水の巡りに心を開いて、自分自身の魂と繋がってみてください。
私はこの展覧会で、水と自分との関係について考えました。