光の芸術家 ゆるかわふうの世界 宇宙(そら)の記憶
そごう美術館|神奈川県
開催期間: ~
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新しい技法による不思議な世界が愉しい
11/26土曜日の13時過ぎに展覧会会場へ入場しました。天候のおかげか?一つの絵をゆっくり十分に堪能できるくらいの込み具合でした。最初に「光のもとで」という猫のモチーフの作品で出迎えられます。次は「約束の地へ」という象をモチーフにした作品です。こちらは製作過程を撮った映像にもあり興味深く、私が一番好きな作品です。照明を当てた時と当たらない時の違いも分かるようになっていて象の足にかかる水しぶきをどのように描いているのかしばし足を止めて注視してしまいました。光も他の作品がブルーなのと異なりレッドです。親子の象がいきいきと描かれていました。他にも照明有り無しの違いを体験できる作品、クジラモチーフやしろくまモチーフがあります。また藤田ニコルさんモデルの「天の羽衣」の唇の艶やかさも非常に印象深かったです。発泡スチロールを削ることにより、発泡スチロールの厚みの度合いで光の濃淡を表現して描く,他に類のない技法です。それを発見された「ゆるかわふう」さんは映像でその技法を公開されています。特許じゃないのかしら?これを映像で提供してしまってよいのかしら?と思わず余計な心配をしてしまいましたが、見たから真似してできる技術でもないのでしょう。光の芸術家の名前にぴったりな作品群でした。すべて写真撮影可能で、帰宅後出品リストと合わせて余韻を楽しむこともできました。招待チケットを送っていただきありがとうございました。