鑑賞レポート一覧

松江泰治 マキエタCC

松江泰治 マキエタCC

東京都写真美術館|東京都

開催期間:

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高いところは好きですか?

「松江泰治 マキエタCC」展

チラシの、ビルの写真に惹きつけられて行ってきました。

松江泰治 (まつえたいじ)
1963年 東京生まれの写真家

世界各地の地表を、独自の視点で撮影してきたらしい。

その中から、今回は〈CC〉と〈makieta〉という二つのシリーズを新作と共に見られる展覧会です。

〈CC〉シリーズは 、世界の風景を俯瞰で撮影。

空や地平線を全く写さず、被写体すべてにピントを合わせて撮影しているのが特徴。

〈CC〉(City Code) シティコードとは、都市名コードのことで、東京はTYO、大阪はOSAとあらわされ、作品タイトルに、このシティコードがつけられています。

そして、〈makieta〉(マキエタ)シリーズは、都市の模型を〈CC〉シリーズと同じ手法で撮影。

〈makieta〉は、ポーランド語で模型のことらしい。

さて、展覧会ですが、

展示室は薄暗く、作品だけにライトが当たっています。

〈CC〉〈makieta〉の表示がないので、知らずにみると、すべてが、実際の風景に見えてしまうかも。

現実?模型?と、鑑定士のようにみたり、知ってる風景を、これ、大阪のどこかな?と、記憶をたどってみたり、なんか楽しい。

いっしょに行った娘は、都市コードを検索しながら見ています。

作品から少し離れると、密集したビルや、カラフルなヨーロッパの景色が、なんだかデザインや、模様にもみえてきます。

逆に、模型を意識して見ると、16世紀にヨーロッパで作られた物があったりして興味深いです。

現実と模型の風景をランダムに見る。
不思議な感覚でした。

◎Perfume の かしゆか さんと松江泰治さんの対談記事です。

BRUTUS 2021.12.21

https://brutus.jp/taijimatsue_kashiyuka/?heading=1

◎サカナクションの山口 一郎さんは北海道出身で、今回展示されている札幌の作品を所有されています。

STVラジオ『加藤さんと山口くん』

https://news.radiko.jp/article/station/STV/61246/

https://news.radiko.jp/article/station/STV/61480/


◎これは模型か本物の都市か 松江泰治が問う写真の本質

日本経済新聞 2021.12.3

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD266XO0W1A121C2000000/

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