ミュージアム コレクション特別篇 グローバル化時代の現代美術 ―“セタビ”のコレクションで楽しむ世界旅行
世田谷美術館|東京都
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圧倒的な存在感のバスキア
【“セタビ”のコレクションで楽しむ世界旅行】
タイトル通り、世界旅行をしているかのように楽しむ今回の展示は、本来は2020年のオリンピック年に開催が予定されていました。しかしコロナの影響で2021年に延期され、ようやく開催されました。
今回は「ジャン=ミシェル・バスキア 」の作品を一番の楽しみにして観に行きました。
【ジャン=ミシェル・バスキアを目の前でじっくり鑑賞したい人は必見! 】
ジャン=ミシェル・バスキア といえば、世界の富豪が百数十億で落札される作品を描くアーティストです。今回世田谷美術館に展示されていたのは、バスキアの1985年の作品です。
会場に入るとひと目でバスキアと認識できるそのアートはかなり存在感がありました。
アクリルと油彩を使用したキャンパスは約200cmx193cmにもおよぶ大きさでした。
【巨大な作品のオンパレード】
今回の展示は2mを超える作品がほとんどでした。
国内アーティストの横尾忠則氏の作品もありました。ゴッホのような筆で描いたような質感の残る作風からpopなイラストレーターを手掛ける横尾氏ですが、展示されていたものは1982年に描かれた油彩、アクリルを使用したものでした。
展示の中で一番大きな作品は、CAI Guo-Qiang氏の約236cm x 1565cmの「延長」という作品でした。火薬を使用したその絵は壁一面を覆っていました。
【感想★★★】
ラッキーなことにこの日は来館者がほとんどいなかったため、貸し切り状態でじっくり作品を観ることができました。作品数は少ないけれど、大きめの作品がほとんどで見応えがあります。
また、美術館の外のエントランス付近に点在しているアートな石のオブジェも必見です。
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- BY tabihituji