横山華山 KAZAN - A Superb Imagination at Work
宮城県美術館|宮城県
開催期間: ~
- VIEW97
- THANKS0
会場が良い
4/20開会式
広々とした会場、スペースに余裕があるのでゆったりじっくり見られた。
仙台にしか出ないハーバード所蔵の龍虎図屏風は珍しく?荒いタッチもあり見ごたえがあった。 また華山の別の一面を見る思い。
虎はお茶目な表情。屏風は立てると立体的になり、遠近効果でまた別の絵のようにもなるものだと再認識。
また、東京と比べてみると同じ画題のものを(展示替えではなく)同時に並べてあるのが多いように感じた。比較しながら見る楽しみ。
二十四孝図下絵が東京より多く展示されておりうれしい。
ただ、やはり?土地柄か宣伝不足か客の入りはあまりよくない印象で残念。
(この地にはご縁もあまりないので無理もないと思うが、主催団体にもよるのか・・?)
コレクション展示は大変充実しており、佐藤忠良館は本人寄贈ということで見たことのないもの(小品やお孫さんの像など)も多くすばらしい。
「クレーとカンディンスキー」汐留で感激したカンディンスキーに再会。
「クリムトとエゴン・シーレ」主に版画。
「日本の近、現代のコレクション」 高橋由一のご当地の絵、松本竣介!二点などなど驚きのコレクションだった。
この施設、立地もよくコレクションもすばらしいのをもっと生かせばよいのにと思った。
その後あわや閉館??という話もあったようだが、今は一体どうなっているのだろうか、とても心配。
期間中の来館者:約2万人とのこと。
- 0
- BY kamakura23