
横山華山
東京ステーションギャラリー|東京都
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やっと
9月21日内覧会。家から出品したもの以外はすべて初見。
高い技術があって何とも器用な画家だったのだと感心する。どんなスタイルでも画題でもなんなくこなす、逆に個性のなさともいえるかもしれない・・・
9月27日再訪。ゆっくり見る。全体にやはり「行儀のよい絵」という印象。*蝦蟇仙人は蕭白のほうが線などすべてに勢いがあり、格の違いか。★納涼図ののんびりした感じ心地よい。★天明火災絵巻面白い。*祇園祭礼図に描かれた人物は北斎に通じるものを感じる。*紅花屏風は記録としては素晴らしいと思うが、さほど芸術性は感じない。洛中洛外図屏風などとは違う。★ちょうちょう踊りが生き生きして楽しい。
10月24日後期。★関羽騎馬図、20才くらいの作。技術が光る。*虎の屏風は左隻左2枚目雪がよい。虎はどれもあまり好きではない、むしろ後景(動植物などの書き込み)が気になる。★天明火災、やはりよい。*瀑布図、珍しい?表現。
11月6日後期再訪。★唐子図屏風、じっくり見るほど鮮やかさに驚く。*虎の屏風、月夜の部分は祇園祭礼図の宵山と同様、ほぼモノクロームでありながら色彩を感じさせる。*賀茂競馬図、群衆の後ろ姿の頭が面白い。
これだけの数をまとめて見ることはもう2度とないだろう、父にかわって感謝。これを機会に今後さらに作品が発見されるのも期待できるのではないか。
仙台、京都も楽しみ。
入場者数:43,655名 図録販売:4,326冊
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- BY kamakura23