ヒルマ・アフ・クリント展
東京国立近代美術館|東京都
開催期間: ~
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膨大な作品群、鑑賞には体力が必要
ヒルマについて知識が無く最初は「上野リチに似た色彩感かな…?」というイメージで観に行ってしまいましたが、全く別の方向性を持った画家でした。
「10の最大物」をはじめとする大画面の作品から「ノートブック」のような小さな作品まで、膨大な出展数に圧倒され、またアカデミー、職業画家時代から5人(De Fem)時代、神智学から人智学へ…という変遷にも、目が回る思いでした。
「美術手帖」や「芸術新潮」のヒルマ特集を読み、ユーロスペースで、ドキュメンタリー映画「見えるもの その先に」を観て、ヒルマの評価、美術史的な見方…など興味深く感じられ、もう一度、美術館の展示に行きたくなりました。
国立近代美術館は常設も素晴らしいので、企画展の後に一巡していますが、この「ヒルマ展」を観た後に常設を回るのは、体力的にちょっと厳しそう…。
それくらい、時間も体力も必要とする展示だと思います。
余談ですが、リーフレットの「10の最大物」の展示の写真はストックホルムでの様子で、国立近代美術館では、暗い空間で回遊する形の展示です。通路壁面に沿ってベンチが設けられ、人越しですが、気に入った絵の前で座って鑑賞も出来るようになっています。
また、鑑賞に時間がかかるので荷物はロッカーに預けた方が疲れません。入り口近くのロッカーは全て使用中になっているように見えますが、少し奥まった見えにくいところにもロッカーがあるので、探してみると良いかと思いました。